昨日、大手照明メーカーの一つ「小泉照明」さんが、
LED照明の勉強会と、展示会を開催したので行ってきました。
LEDは、今までの照明と随分性質が違うので、
電球や蛍光灯と同じ感覚でデザインしてはいけません。
そこで、今回はデザインのテクニックを教わりました。
教わったことは後ほどお知らせするとして、
下のような実際の照明の実験ブースでの研修です。
本格的!楽しい!
ここで、照明の基礎知識!
この事を覚えておくと、照明選びが楽しくなりますよ!
どのような事かというと、照明の色のことです。
今までと表示の仕方が違ってきます。
これからは、数字で表すようになります。
代表的なものは、
以前あった蛍光灯などの色は、白っぽい色が、:5000k
電球などの、オレンジっぽい色が、     :2700k
kは単位で、「ケルビン」と読みます。
この2つの数字はとても大切です。
覚えておいてくださいね。
下の写真を見てください。
こちらが、5000k、です。
DSC00923.jpg
こちらが、2700k、です。
DSC00908.jpg
カメラの色の調整をオートで撮ってしまったので、
実際の見た目とは違いますが、だいたいのイメージは掴んでいただけると思います。
今までの電球や蛍光灯は、
この色(専門的には「色温度」)を変えることができませんでした。
しか〜し、LED電球では、この色を変えることができるのですね。
では、色を変えるとどんなことができるかというと、
 食事をするとき、
 勉強をするとき、
 テレビを見るとき、
 どんちゃん騒ぎをするとき、
で、雰囲気を変えることができるのです。
例えば、
 勉強をするときは、文字が読みやすいように白い5000kとか、
 食事をするときには、お料理が美味しく見える色とか、
を選ぶことができるようになるのです。
ところで、2700k〜5000kとは、範囲がありますね。
その途中の色はどのような場所で使われているのでしょうか?
例えば、洋服屋さん。
3500kが使われています。
この色は、2700kに行っても、5000kの場所に行っても、
それなりに見える色なのです。
これが、その3500kの色です。
DSC00929.jpg
少し、右と左の色が違うのがわかりますか?
明かりは両方とも3500kなのに、なぜか見え方が違ってしまいます。
その理由は、今までのLEDは蛍光灯などと光の成分が違うので、
洋服がキレイに見えないことがよくあるのです。
そこで、洋服の色がキレイに見えるように開発されたのが、
上の写真の、左側の灯りです。
シャツが、白く見えますよね。
右のシャツは、少し黄色く見えます。
色々と、改善されていますね。
色を変えられる、2700k〜5000kまで変えられると書きましたが、
どのよう変えられるのかというと、
簡単なスイッチで帰ることができます。
明るさを変えるような、調光というものもありましたが、
それに似ています。
長くなったので、最後にもう一つ。
下の写真の電球です。
DSC00938.jpg
パナソニックの物なのですが、LEDが並んでいます。
この形、いいですね。
電球そのもの。
いろいろな形のLED照明が出てくるようになる予感がします。
次回は、実際の照明についてお知らせします!

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