ここの所、ほぼ毎日お送りしている、栃木の被災状況。
思った以上に見ていただいている方が多いので、今日も報告させていただきます。
今日は、矢板市に行ってきました。
このように毎日書いていると、我ながら良く移動しているな、と思います。
さて、矢板市では、朝から地鎮祭が有りました。
地鎮祭とは、お家を建てる前に、神主さんに工事の安全と、家族が幸せになるようにお祓いをしていただく事です。
その地鎮祭、本当は、奥様も一緒に出席するはずだったのですが、欠席になってしまいました、、、
その理由は、、、、
昨日、急にお腹が痛くなり、、、
お子様を出産されたと言うのです!!!
まだ10日以上先のはずだったのに、突然の事だったようです。
地鎮祭には出席出来なかったですが、とても良いお話を聞けて、みんなで幸せを感じることができました。
地鎮祭は無事終わり、昨年引き渡しをさせていただいて、以前から有った倉が傾いてしまったと言うお宅へ。
この倉、大谷石で出来ていて昔から少し傾いていました。
確かに、昔よりも傾きが増したような気がします。
しかし、大谷石の間にあるモルタルも変な剥がれも見えず、1階と2階の間にあるコンクリートの部分もヒビが有りません。
なかなか良い仕事をしているようです。
でも、瓦の部分は随分と痛んでいました。
今回見に行ったのは、お客様の要望で、その倉を壊した方が良いのか、そのまま使っていいのか?
を判断して欲しいと言う事でした。
答えは、すぐには壊れないけれど、壊れると新しい家に落ちてきた大谷石が直撃する可能性が有る、
と言う事を説明しました。
そこで、傾きを測定する事を提案しました。
「下げ振り」と言って、糸を下げ、壁と糸の幅がどの位変わって来るのか測定するのです。
これを毎月1回はして下さいとアドバイスしました。
もし、自分の家が傾いて心配な場合、あなたも真似してみて下さいね。
測る期間は、自分で調整して下さいね。
矢板市は、街中が広範囲で断水しているそうです。
地鎮祭をやった場所も、倉が傾いたお家も、断水しているそうです。
これは、貯水槽や、配管が大きく壊れたからだそうです。
団地には、給水車が来て水を配っている所が見れました。
この断水、4月いっぱいまで続くそうです。
矢板市のみなさん、大変ですががんばって下さい。
その後、鹿沼へ、
ガソリンスタンドにタンクローリーが入ったと聞いたので、所用を済ませると同時に、
ガソリンも入れようと考えていました。
しかし、私が付いた時にはすでにガソンリンスタンドは閉まっていました。
話を聞くと、理由が一つ浮かび上がってきました。
鹿沼のガソリンスタンドは、満タンで入れさせてくれる。
宇都宮市では、数量制限が有ったりする所が多いですが、鹿沼ではまだそこまで行っていないようですね。
いずれにせよ、ガソリンは動き始めているようなので、もう少しの我慢ですね。
今日も、計画停電が有りました。
そしたら、トステムさんが打ち合わせに来ました。
事務所にいても仕方が無いので、と言う理由らしいです。
トステムは会社の形態が変わり、ショールームも大きく変わります。
その矢先、このような地震が有ったので、
宇都宮のショールームの新規オープンは大きく遅れるようです。
事務所で、次第に暗くなって行くのを感じながら、停電時用の照明を点けました。
明るくは無いですが、ちょっとした打ち合わせには十分。
毎月、月末から月の始めに配られる無料の雑誌「トチペ」ですが、
4月号は、5月号と合併で4月の半ばに配られるようです。
印刷工場とかにも問題が有ったとか。
また、今週は栃木県内の多くの工場は止まっているようです。
自宅待機の人も少なくありません。
稼動や補修はは来週から、と言う工場が多いようです。
来週から栃木県内の消費電力が増える事になります。
これは、栃木県以外でも同じような事が言えるでしょう。
と言う事は、計画停電が今以上に重要になると考えられます。
今まで以上の節電をするようにしなければいけませんね。
最後になりますが、今日から新しい社員が入りました。
元大工の30代前半の男です。
これから、一緒にがんばって行きます。
宜しくお願いします。

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