アメリカ等では発売され人気を博している電子書籍専用ソニーの「Reader PRS-650」、使用する機会が出来たので報告します。
それも、今回は自分で作ったePub形式の電子書籍がきちんと読めるか?の実験も出来ました。
そちらの報告もします。
PRS-650.jpg
ソニーの「Reader」は、非常に見やすい電子ペーパーを使用しています。
液晶と違い、消費電力も少ないのでバッテリーのもちがとても長いのも特徴です。
また、とても軽いので片手で持っていても長時間読む事が出来るでしょう。
音楽も聴ける事も良いですね。
SDカードのスロットもあるので、メモリーも心配しなくて済みそうです。
最近、ソニーもSDカードに移行しています。
助かります。
少し気になると言えば、ページを切り替える時に白黒がフラッシュするような印象を受ける事。
でも、それさえ気にならなければ、問題はありません。
PCとつなぐには、基本的にWinにしか対応していません。
しかし、私が持っているのMac、こちらでもファイルを読み込めるのか?試しました。
USBを使用してReaderとMacをつないでみました。
USBケーブルは付属品を使用しました。
認識は、あっけなく完了。
ただし、2つのディスクが認識されました。
一つは「SETTING」、もう一つは「READER」です。
さて、どこにほんのファイルがあるか、以前どなたかのブログで見た事が有ったのですが、そのブログがなかなか見つかりません。
さて困った。
と言う事で、全部のフォルダを見て行きます。
「SETTING」のディスクは関係なさそう。
「READER」を探して行きます。
怪しいフォルダを発見。
試しに自分で作成したePub用のデータを入れてみました。
ソニーリーダーファイル構造
あっけなく表示してくれました。
もう一つ怪しいフォルダも有ったのですが、ここで無事動いてくれました。
しっかりと表紙にも出ています。
削除も出来ました。
DSC_1785.jpg
そのフォルダとは、
 「 /READER/database/media/books 」
です。
ただし、ここにMacでデータを入れた場合、保証対象外になる可能性が有りますので気をつけて下さい。
それでは、どのように表示されたか見てみましょう。
ここに表示されるデータは、MacOSの上で動く「Pages」というソフトで作成しています。
ファイル形式はePubです。
ここで紹介されている本は、私が書いた本です。
しっかりと写真も表示されています。
白黒ですが、16諧調持っています。
けっこうキレイに見えますよ。
DSC_1792.jpg
目次も、表示します。
当然と言えば、当然ですが。
DSC_1789.jpg
簡単な図形であれば表示してくれました。
図の中の文字も白抜きで表示されています。
DSC_1794.jpg
動画はさすがに表示してくれませんでした。
電子ペーパーが動画には対応していませんから当然ですね。
ePubのファイル形式を使用していますので、文字の大きさも自由に変える事が出来ました。
これであれば、人によって読みやすい文字の大きさに調整出来ますね。
DSC_1793.jpg
使用してみて、色々な事に使えそうだと感じました。
単純に本を読むだけではもったいない、そんな可能性を感じさせてくれました。

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