住宅用の床材や建具をつくっている会社に「PAL」という会社が有ります。
親会社は「日本製紙」。
紙を作っている会社なので、木の加工は得意です。
その「PAL」が会社の姿勢として取り組んでいるのが、
「国産材100%」の建材をつくると言う事。
100 のコピー
現在ほとんどの建材メーカーは、輸入物を使っています。
合板も、構造材に使う集成材もそうです。
理由は、輸入してしまった方が安いから、が一番でしょう。
ところが、「日本製紙」を親会社に持つ「PAL」は、
「日本製紙」が持つ、広大な森林の間伐材を利用する事を考えました。
林業では、間伐材をどうするかは問題になっています。
間伐材とは、実際に販売される木材を育てるために、
間引かれる木の事を言います。
基本的には、処分していたのです。
それを上手に利用しているんですね。
それに、材料が輸入為替や国際情勢等により安定的に入って来ない、
と言う事も無くせるので、供給を安定させるためにも良いと言っていました。
会社としては、利益はあまり出ていない、と言ってしましたが、
国産の材料を使うと言う事は、日本の経済にとっても良い事です。
今対応しているのは、一部の建材のみですが、
これからも頑張って欲しいですね。
ちなみに、
当社では、「PAL」の床材を使っています。
色や目がキレイで、喜ばれていますよ。
「PAL」のHPはこちらから、
http://www.pal-g.co.jp

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