住宅ローン審査前に!!信用情報の確認方法
住宅を購入される際に、 ほとんどの方が利用する住宅ローン。
そして、住宅ローンを組むにあたり 避けられないのが信用情報の審査です。
信用情報は、年収や勤務先、 勤続年数などの調査に加え、<クレジットカードの利用履歴>も貴重な判断材料のひとつとなります。
「クレジットカードの審査なら問題無いと思うけど…」 と思われる方が多いかと思いますが、支払いの遅延や少しの延滞があるだけでも、借入が厳しくなることがあるようです。
きれいなクレジット利用履歴は、まさに信用の証です。いかに高収入でも、大企業に勤めていようと、 過去にローンやキャッシングの遅延があれば容赦なく審査にはじかれてしまう…
そんなクレジット使用に関する情報を、実はご自身で照会できることをご存知ですか?
この、いわゆる「信用情報」は 信用情報機関に登録されており、ローン審査にあたって保証会社が照会するほか、利用者本人が確認することができます。
▼▼信用情報の確認方法▼▼▼▼▼▼▼▼
①クレジットカードの信用情報機関である 「CIC(割賦販売法・貸金業法指定信用情報機関)」の ウェブサイトにアクセスします。
■CIC(割賦販売法・貸金業法指定信用情報機関)
http://www.cic.co.jp/
②情報の開示方法を選択します。
開示方法は、
・パソコン
・スマートフォン
・携帯電話
・郵送
・窓口(札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・岡山・福岡)
から選択可能ですが、ネットを利用した開示が 利用しやすいかと思います。
③案内に沿って必要事項を入力します。
④信用情報がPDFファイルで送られてきます。
これで、過去5年分の 「クレジットカード」「ローン」「携帯電話」などの 料金支払い状況が1カ月単位で確認できます。記号の一覧と、その意味は以下の通りです
「$」…請求通り(もしくは請求額以上)の入金があった
「P」…請求額の一部が入金された
「R」…利用者以外から入金があった
「A」…利用者の事情で、約束の日に入金がなかった(未入金)
「B」…利用者の事情とは無関係の理由で入金がなかった
「C」…入金されていないが、その原因がわからない
「-」…請求もなく入金もなかった(※)
「空欄」…クレジット会社等から情報の更新がなかった
※例:クレジットの利用がない場合
このうち、住宅ローンの審査において ネガティブ情報として扱われるのが 「P」もしくは「A」の記号です。
これらがある場合、たった1つだとしても 審査結果にかなりマイナスな印象を 与えてしまうようで、また一度でもこれらの評価が付いてしまうと、 5年間は消えずに残ってしまいます。
クレジットカードの料金が引き落とされる口座に “たまたま残高がなかった”といった時など、たった一度のミスだとしても 住宅ローンの審査に大きな影を落としかねません。
また、クレジットカード以外にも、 今は携帯電話の料金の支払いを忘れたために、審査結果に影響が出てしまう方も多いようです。
今回ご紹介した個人の信用情報の開示には 1,000円の利用手数料が掛かりまが、 住宅ローンの審査で事前に否決にならない対策を たてる為には効果的な方法だと思います。
ご自身の信用情報に、 少しでも不安を感じる方は 住宅ローン審査を申し込む前に、一度確認してみることをお勧めします。 また、クレジットカードを使用する方や、携帯電話や公共料金の支払いを 口座引き落としにしている方は “うっかり”の払い忘れが無いよう、 日頃から気を付けましょうね!
〈write:せんむ〉
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