本日は上棟式を行いました。
上棟式とは、家の柱や梁を組み上げた時に行う儀式で、
お施主様が職人をねぎらうために行います。
昔は、餅をまいたりしたことを覚えている方もいらっしゃいますでしょうか。
本来は上棟当日に行う行事なのですが、お仕事などで都合が悪いので本日行いました。
最近では、費用もかかりますし、忙しいと行わない事も少なくは有りません。
今回も、略式でというご要望でしたので、棟板を用意して、四方固めを行いました。
まずは、祭壇のような場所を大工さんに作ってもらい、お供え物をします。

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上棟式では、お施主様からの挨拶をいただきました。
 「家造りというのは、かかわる人で決まってしうという事がよくわかりました。」
というお言葉には、私も担当も感激させていただきました。
その後、四方固めと言って、お米、かつお節、塩、お酒などをまき(写真上)、
たたいてしめます(写真下)。
これを家の四隅で行います。

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終わった後に、全員であらためて建物を見ました。
まだ柱と床だけなので大まかなサイズしかわからないと思いますが、
お施主様には満足していただいたようです。
私は経験が無いのですが、凄い上棟式になると踊ったり弓をひいたりもするそうですよ。