積水ハウスが、また問題をおこしたようです。
またとは、昨年も営業停止になったばかりなのです。
あれだけの社員がいるのですから、多少の問題がおこるのは仕方ないのかも知れませんが、今回は思い切った事をしてくれました。
その問題とは、建築確認を受けないでアパートを建ててしまったというのです。
建築確認とは、建物を建てる前に建物の構造や仕様を自治体や民間検査機関へ提出して、法律にそっているか確認する事をいいます。
この、建築確認の構造計算をごまかしたのがあの「姉歯事件」です。
今回の建物は鉄筋コンクリート2階建てということなので、構造計算等も必要です。
この構造計算とともに確認申請図書の提出となるわけです。
ということは、構造計算もしていなかっと言う事なのでしょうか?
ある意味、姉歯よりも悪質です。
でも、この手のニュース、あまり大きく取り上げられません。
不思議です。
積水ハウスがTVや新聞の大手スポンサーだからかなと考えてしまいます。
栃木県内では、何年か前に、積水のどこかの会社が開発がらみで問題をおこしたと小山市役所で聞いた事が有ります。
このときにひどかったのは、「お前らも同じ事をするんだろう!」と言うような事(詳しくは忘れてしまいましたが)を怒鳴られた事。
私としては、そのような事が無いように事前相談に行っただけなのですが。
いずれにせよ、このような事が有ると一番困るのはお客様です。
制度が代わり、費用がかかるようになってしまいます。
「姉歯事件」の熱がまだ冷めていないこの業界、もっと考えて行動してもらいたいです。