★お家の価格は、結局いくらなの? シリーズ②
前回、住宅産業新聞(2013年5月30日号)に大手住宅メーカーの
価格が掲載された事と金額をお伝えしました。
その金額は、実に1000万円以上。
予想以上の大きさでした。
それでは、大手住宅メーカーのお家は、
1000万円以上のお金を払うだけの価値があるのか?
を考えてみます。
1:1000万円分高い品質なのか?
大手住宅メーカーの品質管理はとても厳しいと聞いています。
しかし、使っている材料が大手住宅メーカーだから特別なのかと言うと
そうでも無いようです。
今は、一般の住宅メーカーでも、大手住宅メーカーでも同じ様な品質の
建材を使っています。
建具・床材・キッチン等の設備、構造材までです。
これはコモディティ化と呼ばれています。
現場管理の面では、さすがに大手住宅メーカーは良くやっているな
と感じる所は有ります。
2:1000万円分頑丈か?
家の強度につきましては、建築基準法で定められています。
その基準法よりも、どれだけ強いのか?が話題になります。
この点につきましても、最近では性能表示等の精度が有り、
大手住宅メーカーも、一般の住宅会社も大きな差は無くなって来ています。
3:1000万円多く払う価値が有るお家になるのか?
これにつきましては、感覚的な所なので説明しにくいですね。
ブランド志向の方等は、高い買い物なんだから1000万円位は、
と言う事になるでしょう。
ところで、お家に対してどんな価値を求めますか?
もう一度、よく考えてみて下さい。
4:1000万円多い分、満足度は高いお家になるのでしょうか?
満足度、この考えは家づくりにおいて、
実は一番大切な事だと思っています。
大きくて、豪華な家で無いとダメ、と言う方もいるでしょう。
そうではなくて、
小さいけれど、住みやすい家にしたい、と言う方もいるでしょう。
人によってどうすれば満足出来るかは違っています。
大手住宅メーカーで建てた方のお家は、
満足度が高い、と言う事は未だに聞いた事が無い事も事実。
あなたにとって、どうすれば満足できる家づくりが出来るのか、
をよく考えて下さいね。
次回、
「ナゼ、お家の価格がそんなに金額が違うのか?」
を、お知らせします。

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