今回は、お家づくりの契約をしたときの「 解約 」についてです。
なぜ、住宅会社の私がこんな事を書くかと言えば、キャンペーン等に踊らされて契約してしまい、解約がうまく出来なくて困っている人がいるからです。
それに、これから消費税の問題も有り、9月までの「とりあえず契約」が増える事が考えられます。
とりあえず契約、をしたけれど、やっぱり不安だから、予算を確認したらちょっと無理だから、と言う事で契約を解除したい、と言うこ人が今年の後半には出てくるのではないかと思っています。
そのためにも、こんな事が有るんだと理解しておいて下さいね。
実際に、「とりあえず契約」をして100万円も払った人が解約をしようとした場合、どのような不安にかられるか分かりますか?
まずは、契約の解除を申し入れますよね。
次に、100万円の返金を希望します。
ですが、実際には、100万円が戻って来るのは難しい事が多いと思われます。
100万円は、あきらめ無くてはいけないかもしれません。
残念ですが。
さて、これで終わりだと思いますか?
この人の立場になると分かるのですが、終わりでは有りません。
他にも変な請求をされるのではないかと不安になって来るのです。
契約をしていると言う事は、建築会社は何か作業を始めてしまっているかもしれません。
その分の賠償を言われるのではないか?
「後々まで、何か住宅会社に言われるのではないか?」
そのような気持ちになるようです。
では、どのようにすれば良かったのでしょうか?
もし、契約する時に不安が有れば、実際に費用がかかる作業が入る前にその事を伝えてもらえるようにしておいてください。
工事会社は、契約後沢山の作業をしなくてはいけません。
そのため、契約となればどんどん仕事を進めてしまいます。
実際に、どのような状況なのかこまめに聞いて、メモ書きで良いので文章で残しておく事も大切です。
一番は、あせった契約をしない事です。
工務店や住宅メーカーはあの手この手で少しでも早く契約をするように迫って来ます。
美味しそうなおかずを用意しています。
「それが本物かどうか、」を良く見極めて契約に挑んで下さい。

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