さて、いったい何時になったらはじめるんだと言われている事務所の建設。
大まかな間取りはほぼ決定しました。
そして、構造。
重要な基礎をどうするか、先日決めました。
地盤の強度は、以前お伝えしたボーリング調査の結果、微妙な判定。
構造計算をしてくれた人も、杭でも出来るし、大きな基礎を入れてもOK、との事。
今回は、鉄骨造のため住宅とは基礎が違います。
今時の住宅では常識になったベタ基礎、等にはならないのです。
理由は、柱の幅が7mを越えるため。
通常の木造は2間で3.64mが柱の幅の基準ですね。
要するに、柱の距離が2倍有るためなのです。
そこで、木造でいうところの、「独立基礎」形式になります。
「独立基礎」とは、柱の下それぞれに基礎を個別に作る方式です。
今回の事務所の建設でも独立基礎の採用も出来るのですが、大くなってしまうことがわかりました。
1辺で4m位になってしまうのです。
出来ない事は無いのですが、若干心配と言う事でした。
では、杭を使った時の基礎の大きさは、というと、
1辺で2mのサイズになります。
面積では1/4ですね。
ある意味、杭を使えば間違いない事は分かっていますが、それでもコストアップには違い有りません。
どうしようかな〜、と考えていました。
資金も考えなくてはいけないし、どうせ自分の会社の事務所だから、安い方で良いかな?
そんな事も頭をよぎりましたが、重要な所でリスクを負っても仕方が無いので杭を採用する事にしました。
隣は、国道の新4号なので、その振動も減らせるのではないか、とも期待しています。
杭の見積りも、「あ〜、仕方が無いな、」という価格です。
どのくらいかと言うと、今まで住宅では皆さんに提示した事の無い金額です。
さすがにかかりますね。
ご家族そろて安心してお越しいただけるような事務所にしたいので、とても重要な基礎ですからしっかりとつくっていきたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です