あなたには、家族で思い出のレストランって有りますか?
わが家には、そんなレストランが有りました。
そのレストランは、「おいしさのこだわり」と呼ばれていました。
もちろん、他にカッコいい名前が有るのですが、わが家では「おいしさのこだわり」だったのです。
なぜ、こんな呼び方になったのかは理由があります。
まだ子供が幼稚園バスで通っていた頃、どこかで食事をしようと言う事になりました。
子供に「どこで食べたい?」と聞いた所、
「おいしさのこだわり、がいい!」
と言ったのです。
でも、私も妻もどこか分かりません。
いったいどこだ?
と悩んで良く聞くと、なぞが解けました。
それは、子供が毎日幼稚園バスから見ていた看板に書いてあった文字だったのです。
確かに、お店の名前よりも「おいしさのこだわり」の方がよく目立つ。
覚えやすいと言う事も有ったのでしょう。
そんな事でこのお店は我が家族では少し特別なお店だったのです。
だった、と言うのは、実はこのお店、4日に閉店してしまいました。
結構おいしくてお店もキレイで、社員ともお昼を食べに行った事も有りました。
とても残念ですが、最後の方は経営的にかなり厳しかったようです。
今度は、そのお店はどなたかに貸して新たなお店になるようです。
そうしたら、また行きたいですね。
ちなみに、そのレストランの名前は「イル・カンタジロー」
環状線に有ったお店です。
それにしても、このお店の名前の意味、何だったんでしょう?

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