雨漏れする場所を考えた時、あなたはどこを考えますか?
多くの方は
「まずは屋根でしょう、あとは〜〜〜、」
となります。
でも、雨漏れの場所としては屋根はあまり多くは無いのです。
そこで、今回は私が注意する箇所の一部をお伝えします。
注意点は、「 壁 」です。
実は、壁に関する部分から雨漏れを起こす事が多いのです。
壁に当たった強い雨が染み込むんですね。
それも、ピンホールと言うとても小さい穴から染み込んできます。
また、時間が経てばお家は必ず劣化します。
そのような時にも少しでもリスクを減らせるように幾つか重ねた防御をしています。
下の写真は、壁から出ている配線です。
切り込みが入るので、配線を伝って雨水が入る可能性があります。
それを防ぐためにテープを貼っています。
DSC_6064.jpg
下の写真は、換気扇のダクトです。
隙間が大きいので、コーキングで埋めています。
この上にベントキャップと言うカバーが付くのですが、ベントキャップと外壁材の凸凹により出来た隙間に水が入りやすいのです。
ベントキャップと外壁の隙間にもコーキングはするのですが、念のため外壁とダクトの隙間にもコーキングをしています。
DSC_6076.jpg
庇の無いお家も有りますが、雨が直接このような部分に吹き付ける事が多いので、雨漏れがしやすくなります。
私がリフォームしていたときの経験からも、10年とか20年たった辺りで雨漏れを起こす事は珍しく有りませんでした。
庇の無いお家は、新のに雨漏れ、なんて事も有るらしいので注意して下さいね。
最後にもう一つ、おまけです。
下の写真は、ベランダの防水処理が終わった所です。
一般の部分では、30cmも床からあげています。
サッシの下は15cm位。
DSC_6143.jpeg
なぜ、こんなにあげているかと言うと、雨水は10cm位は風の強さで登ってしまうと言われているからです。
確かに、最近は風の強い雨も多くなりましたね。
お家は、このような工夫がされているから安心なんですね。

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