このお家は、タイル等の左官工事が多いお家です。
最近までは、目地等が汚れると敬遠されて来たタイルですが、最近はその風合いに憧れて採用する方が増えています。
下の写真は、浴室の壁と天井です。
タイルを貼る場合には湿気で建物が傷まないようにかなりの対策が必要です。
私がリフォームしたお家では、その基礎知識が無いままに施工していたお風呂を沢山見て来ました。
そのような家は、壁や床が腐ったり、シロアリが発生したりしてしまっていました。
左側の白い部分、これは防水用のシートです。ラス網という金物状の網が付いていてそこにタイル下地になるモルタルを塗ります。
その、モルタルを塗った写真が右側です。
カーキ色とでも言いますでしょうか?
この上にタイルを貼って行きます。
さて、上の白い部分。
ここは何で出来ているか分かりますか?
実は大谷石なのです。
ただ、大谷石だけですと問題が有るので、撥水加工をして貼ってあります。

下は、左官屋さんです。
実はこのお家、この左官屋さんの娘さんご夫婦のお家なのです。
父親としては気合いが入るのも分かりますね。
DSC_3073.jpg
最近ではなかなか無いタイル張りの浴室ですが、今は昔と違って色々な技術が有り比較的安心して作る事が出来るようになりました。

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