朝日新聞の第3面に連載されている「プロメテウスの罠」が凄いです。
内容は、東日本大震災で被害を受けた原発に関しての事。
原発に翻弄されながら動いている人をドキュメンタリータッチで描いています。
少し内容を説明します。
(思い出しながらなので、間違っている所も有るかもしれません)
まずは木村さん。
木村さんは研究所で放射線について研究していて、長年測定をしていました。
それはとても貴重なデータだったそうです。
でも、原発事故の後、ナゼか測定を中止させられます。
そのまま測っていれば、世界的に貴重なデータにもなったかもしれない測定です。
そこで木村さんが取った行動とは、、、
その研究所を速攻で辞めると言うことでした。
そして、独自に測定をし始めます。
福島を走り回って出来たデータは、福島の放射能汚染地図の作成につながります。
これらの事は、NHKでも番組になりました。
現在、木村さんは獨協大学の准教授になって、二本松の獨協大学の支部で研究をしています。
そこで見つけたのが、先日のマンションに使われていた砂利の問題です。
確実に、研究が成果に結びついています。
現在、「プロメテウスの罠」では、管元首相について書いています。
当時、報道を見るだけでは、管元首相が何をしているのかまったくわかりませんでした。
特に原発に視察に行ったときの報道は、まるで遠足に行ったのかと思っていました。
この文章を読むと、管元首相が原発について死ぬ程の危機感を誰よりも持っていた事がわかります。
原発の視察は、見に行ったというよりも、乗り込んでいったと言う気迫がつたわって来ます。
問題は色々有りますし、言い出せば文句は幾らでも言えると思います。
私もひどい状況だなとも思います。
それでも、私が想像している以上に動いていたのだと言うことが良くわかりました。
あまりにもお粗末、という所も良くわかりました。
今からでも遅くは有りません。
朝日新聞の「プロメテウスの罠」、読んでみてください。

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