先日、福島のマンションから放射線が検出されました。
私のお客様からも心配と言われ、私も測定していました。
結果を先に言いますと、私が今建築中のお家からは出ていないのですが、その件につき報告をしておこうとおもいます。
先に説明しておきますが、私は建築屋です。
放射能の専門家でもなく、詳しい知識が有るわけでもありません。
あくまでも、最近騒がれて少し知っていると言う程度ですので、その点をご了承下さい。
今回の測定は、昨年の末、12月中頃に行っています。
日付と邸名が表示されているiPadの上に測定器を置いています。
(日付と邸名はぼかしています。日付はぼかす必要有りませんでしたね。)
基本的に、浮かす事はせずに、出来るだけ測定物に近づけて測っています。
写真は、文字が袋に反射して読みにくかったので、色の補正をして読みやすくしています。
測定した部位は、基礎です。
やはり、砂利が心配という声が有ったためです。
まずは、大田原市の測定データです。
H邸
「0.1」が測定されています。
周りの環境値が、「0.2」位有りましたので、それよりは低くなっています。
次は、日光です。
S邸
「0.142」が測定されています。
近くの側溝が、「0.5」を超えている場所です。
ですが、ここも通常の地面よりは少ない値をさしています。
最後に、宇都宮です。
I邸
この数字は、全く何もない所でも指す事のある数字です。
考察としては、最近の基礎等に使うコンクリートや砂利はほとんど問題がないということです。
除染も、表層数10cm掘れば放射線は減ると聞いています。
砂利は、基本的に掘って取る物なので影響は受けていないのでしょう。
それよりも、近くの環境から影響を受けて数字が上がっていたりしていると感じました。
あのマンションや砂利屋さんはどうなるのでしょうか?
あの人たちは、完全に被害者だと思うのですが。
もし、お家の建築中にあのように放射能が降って来たら、建築屋さんとしてはまったく防ぎようが有りません。
どこの建築会社もそこまで保証するのはとても難しいでしょう。
じつはそれが心配で、測定器が届いてからその時のお家をみんな測りました。
結果は問題なかったのですが、私もかなり心配しました。
特に、新しいお家を建てる人は小さいお子さんがいる場合が多いのですが、、、

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