IoTとか騒がれるようになって、しばらくたちますね。
ところで、あなたはIoT機器で生活が楽になったと思いますか?
実感している人は、まだまだ少ないでしょう。
と思っていたら、早くもIoT機器、販売終了だそうです。
mouseスマートホーム 販売終了
mouseといえば、テレビ広告も多い日本のコンピューターメーカーですね。
会社でも、1台利用しています。
このmouseでも、Iot機器を作っていました。
申し訳ありません。
知りませんでした。
発売開始は2017年8月。
mouseのIoTで何が出来たのかといえば、電源の入り切りやエアコンの操作だったようです。
便利そうですね。
ところが、このmouseのIoT「mouse スマートホーム」は、販売終了になってしまいました。
なんと、発売期間は2年間。
その案内がこちらです。
サービス終了が、2022年6月30日まで、と書いてあります。
そう、このmouseのIoT「mouse スマートホーム」は2022年6月30日を過ぎると、一切利用できなくなるようです。
理由は、クラウドを使っているから。
「クラウド」とは、ネット上でこれらIoTの管理をしてくれるところ。
それを止めてしまうそうです。
管理してくれるところが止まってしまうので、このシステムも使えなくなってしまうのです。
実際に利用できたのは5年間。
家電製品の寿命は10年ほどでしょうか。
お家の寿命は数十年。
かけた費用から考えると、少しもったいない気がしてしまいます。
新しい機器は20年後大丈夫?
このようなことは、今までもありました。
私が子供の頃です。
住宅会社をやっていた父は、家に最新の機器をつけました。
最初は、面白がって使っていますが、冷静に考えると思ったほど便利ではなく、手間がかかり出して利用しなくなってしまいます。
今でも、家の中にはいろいろな最新機器が取り付けられている家も多いでしょう。
高機能換気扇や空調設備などもその一つ。
しかし、その換気扇や空調設備もずっと何十年も使えるわけではありません。
数十年後の交換は大丈夫なのでしょうか?
交換の費用は、どのくらいかかるのでしょうか?
業者さんは「メンテナンスや交換も大丈夫」と言いますが、それを信じて良いのでしょうか?
私も、新しい機器は好きでよく購入してしまいます。
しかし、信じ切ってしまうと寿命が来た時に大変なことになってしまいます。
普及品が一番安心
私の経験からも、出来るだけ将来まで費用のかからない、ずっと利用できるシステムをオススメしています。
そのシステムとは、機械に頼るだけではなく生活の仕方をかんがえます。
お家でいうと間取りを工夫したりする事も大切ですね。
それでも空調設備は必要です。
それには、出来るだけ普及品をオススメしています。
ある程度規格があるので、交換もスムーズです。
その分、コストも低くなる。
このコストは将来大切ですね。
独特な設備や構造を利用する場合には注意が必要です。
将来のことをよく考えて、選んでくださいね。