「里山住宅博って何?」
と思われた方も多いのではないでしょうか。

私も説明を書こうと思ったのですが、どうもうまく表現できません。

「そこに住む人々が、お互いに協力し合い生きていく、緑の豊かな街をつくる」

と言う事だとイメージしています。
間違っていたら、ゴメンなさい。

「里山住宅博 in つくば」のパンフレット挨拶文にも書いてあります。

  • 地元の木を使って家を建て。街をつくる地産地消の家づくりをお伝えする
  • つくばの未来を拓く
  • 工務店ならではの家づくりの魅力を伝える
  • 「魅力的な公害住居」のベースとなる

通常の街並みと違うのは、これらだけではありません。

大学の教授レベルの方々も計画に参加されているのです。

コモンをつくる

「住宅博」と言うくらいですから、分譲形態も特徴があります。

その一番が「コモン」

コモンは英語で、意味は
「共有する庭や広場、交流や憩いの場」
です。

説明の看板もありました。

今までは、家の前に遊歩道などがある分譲地はありましたが、ここまでダイレクトにつながっている分譲地は珍しい。

大雑把に言うと、家の前に公園がある感じです。
その写真が、こちら!

ご覧になってわかりますか?

家と、コモンの間に、塀も何もありません。

「公園というよりも、みんなの庭であり散歩道」
(里山住宅博 in つくば ガイドブックより)

建築協定が結ばれており、塀をつくることも出来ないと決まっています。
生垣までは良いそうですが。

このコモンには、出入り口が2ヶ所あり、誰でも入れるようになっているそうです。

一見危なそうですが、周りから人が見ているので安全と考えています。

このコモンの管理は、街の人たちで行うそうです。

緑が溢れる街

もう一つ大切にしているのが緑。

緑が溢れる街になるようにも力を入れています。

これは、家に木々を植えるだけではありません。

近隣の斜面にある緑なども皆んなで管理するのだそうです。

実際に、1回目の里山を神戸でやったそうなのですが、住民の方が近くの斜面に植えてある木々を管理したり、餅つきなどのイベントもやっているそうです。

「となりのトトロ」は今の子供にも人気がありますが、実際にあのような生活を経験できている人は減ってしまっています。

それを、再現していこうとしているのではないか、と感じてしまいました。

社も、近くにありますし。

モデルハウスをつくる

ここまでは街並みの説明でしたが、モデルハウスもたくさん建てています。

それも、著名な建築家の方も参加しているのです。

上の写真の左は「堀部 安嗣」さん、
一番右の平屋は「伊礼 智」さん、
その間の道路反対側には「森 みわ」さん。

それらを見るだけで楽しいですよ!

これら分譲地もモデルハウスも、住宅博終了後に販売されます。

というわけで、次回からはモデルハウスを紹介します!

参考文献

「里山住宅博 in つくば 2019」パンフレット

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