家を建てたり、広い土地を持っている時に心配になるのが固定資産税。
固定と言うくらいですから、なかなか変わらない、と思っている方もいるかも知れませんが、余計に払っている方の話を聞く事がたまに有ります。
今回は、どのような時に固定資産税を多く払ってしまっているか、減らすことができるのかを説明します。
★1
、面積は正しいですか?
固定資産税は、面積に対して計算されます。
その基準となる面積とは謄本(国に登録されている)の面積を使用しています。
この基準の面積が、間違っている事が多いのです。
少なく間違っている時は、税金が減るので良いのですが、
多く間違っている事も珍しくありません。
私も、2倍の面積で加算されていたと言う事例を見た事が有ります。
まずは、面積が合っているか、多すぎないかを確認して下さい。
★2、セットバックした土地は無いか?
セットバックとは、道路幅を4m取る為に、前面道路が4m以下の場合敷地を減らす事です。
3mの道路だと、1m足りないので反対側と0.5mづつ、道路として提供しなければなりません。
この問題は、一般的に建て替えの際等に出てくるのですが、
そのセットバック分は道路として提供する事になるので、税金がかかりません。
それを、そのまま支払ってしまう事もあるわけです。
この部分はしっかりと引いてくれているのか、確認して下さい。
★3、私道は課税されていないか?
私道は、利用状況等におおじて非課税になる事が有ります。
これは、多くの人が利用する道路と見なされたり、通り抜けることができる道路等で、
非課税になる事が有ります。
★4、アパートの駐車場
固定資産税は、住居用は控除されます。
それにともない、アパートの駐車場も居住用と見なされ固定資産税の軽減を受けられる事が有ります。
★5、建物の利用状況は?
以前事務所だったり、登記簿上事務所だったりした場合、
その事務所のまま税金がかかってしまっている事が有ります。
現在住宅として使用していれば軽減されるので、その際には変更しましょう。
以上、注意点ですが、20~30年、それ以上前からすんでいる人等は注意が必要です。
それは、当時は測量も精度が低く、間違いもあるからです。
一度、見直してみると良いですよ。

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