住宅ローン減税を御存知ですか?
期間限定で、住宅ローンを使用している人に対し、税金が戻ってくるという内容です。
多い人は、600万円も税金が戻ってくるのです。
それだけ聞くと、あなたも使いたくなりますね。
でも、誰もが600万円お金が戻ってくるわけでは無いのです。
戻ってくるということで、税金を払った分だけ戻ってくるということです。
その払った分とは、基本的に所得税の分です。(一部住民税を含みます)
要するに、支払った所得税の分以上は戻りません。
さて、あなたはどのくらい所得税を払っていますか?
年収400万円の人で、6万5千円位でしょうか。
年収600万円の人で、17万円位だと思います。
この住宅ローン減税は、借入残額の1%なんです。
と言うことは、1000万円借りて10万円お金が戻ってきます。
それでは、2000万円の借り入れの人は幾らお金が戻ってくるのでしょうか?
1%なので20万円と言いたいですが、全員ではありません。
年収400万円の人は、所得税を6万5千円しか支払っていませんから、6万5千円しかもどってきません。
年収600万円の人は、17万円支払っていますから、17万円戻ってくるとなります。
年収700万円になると、所得税が25万円近くになりますので、限度額の20万円戻って来ます。
色々な所で、お金が戻ってくると言っていますが、実際にいくら戻ってくるのかよく理解して下さいね。
それでは、長期優良住宅を建てると、戻ってくる率が増えると言われていますが、実際はどうでしょうか?
年収500万円で1000万円を借り入れた場合、10年間で18万円程は多く戻ってくるようです。
ただし、申請手間や工事の変更を考えるとプラスに成るかは疑問です。
ただし、年収700万円で3000万円の借り入れをすると、長期優良住宅は60万円ほど多く戻ってくるのでトントンくらいになるかもしれません。
それでは、、満額の税金が戻ってくる人は、どんな人でしょうか?
年収で900万円以上、借り入れが当初で6000万円以上ある人だそうです。
どれだけいるんでしょうか?
参考資料:2010 一戸建ての選び方と資金プラン 日本実業出版社

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