朝晩の冷え込みが増し、街路樹も色づき始めてきましたね。
現場でも温かい飲み物が恋しくなる季節になってきました。
皆さま、体調など崩されていませんか？
さて今回は、これから家づくりを考えている方にぜひ知っていただきたい、「20年瑕疵保険」についてのお話です。
お客様からよく、「御社で新築住宅を建てた場合、保証は何年間ありますか？」とご質問いただきます。
以前なら、「新築の場合は法律で10年間の保証が付きますよ」とお答えすれば十分でした。
しかし、近年は住宅会社によって10年を超える長期保証を導入するケースが増えています。
これまでの「長期保証」は、新築住宅瑕疵保険＋延長瑕疵保険の組み合わせが一般的でした。
新築時に10年間の瑕疵保険に加入10年目にメンテナンス工事を実施し、保険法人の検査を受けて合格すると→ さらに10年延長できるという流れです。
ただしこの方法は、定期的なメンテナンス工事費用や検査費用がかかるため、お客様にも建築会社にも少し負担のある仕組みでした。
そこで当社では、新築住宅すべてに「20年瑕疵保険」を標準採用することにいたしました。
この保険は、最初から20年間の保証が付く新しい制度です。
メリットとしては下記です。
・10年目の点検・延長手続きが不要
・メンテナンス工事費用も不要（※通常の維持管理は必要）
・お客様も事業者も、長期間安心できる
・引き渡し時から20年間という長期保証がつくことで、「建てたあとの安心感」がぐっと高まります。
この制度を利用するには、次の条件を満たす必要があります。
・戸建て住宅であること
・「長期保証住宅設計施工ガイド」に適合していること
・Webによる申込みであること
この「長期保証住宅設計施工ガイド」に適合した住宅とは、構造や防水などの主要部分が20年間メンテナンスを行わなくても性能を維持できる設計・施工を基準としています。
つまり、使用する材料や工法も高品質なものが求められ、結果的に一般的な住宅よりも性能・品質の高い家になります。
この制度を導入することで、お客様には「安心して長く暮らせる家」を、そして私たち工務店には「誇りを持って建てられる家づくり」を実現できます。
住宅の長寿命化・高価格化が進む現代では、家の価値は“建てた瞬間”ではなく、建てた後の安心と維持管理費によって決まります。
今のお客様は「価格」だけでなく、「維持費が抑えられるか」「保証がどこまで手厚いか」という長期的な視点で住宅会社を選ばれています。
10年保証が“当たり前”だった時代から、これからは20年保証が“新しいスタンダードへと移り変わっていくでしょう。
家づくりは「建てて終わり」ではなく、「建ててからが本当のスタート」です。
私たち工務店の使命は、お客様の暮らしを長く見守り、支えていくことだと考えています。
この「20年瑕疵保険」を採用したのも、その想いからです。
長く安心して暮らせる家を、責任と誇りをもってお届けします。
「20年瑕疵保険」についてもっと詳しく知りたい方、
または「うちの家は対象になりますか？」というご相談もお気軽にどうぞ。
スタッフ一同、誠実に対応させていただきます。
どうぞお気軽にご相談ください。
お陰様で創立60周年を迎える事が出来ました。
岐阜県土岐市、注文住宅＆省エネ・快適・健康リフォーム工事の水野建築でした。
松尾式設計研修プログラム受講して実践しています。
水野建築は、ZEHビルダー★★★★(四つ星)です
「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2019」優秀賞を受賞しました。
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