この時期になると、皆さん暖房をお部屋に入れますね。
それと同時に部屋が乾燥するので加湿器も使用したりして。
ここで注意が一~つ!
窓が結露している事と、部屋の湿度が高い事とは別に考えて下さい。
窓が結露しているのは、部屋の湿度が高いからと思っている人が多いのです。
これは間違い。
結露の原理を簡単に復習しましょう。
 空気は、暖かいと湿気を多く含む。
 空気は、冷たいと湿気を含めない。
この2つの関係から結露は発生します。
結露は、
 1、部屋を暖めると、部屋の空気に多くの湿気が含まれます。
 2、暖まって多くの湿気を含んだ空気が、窓のような温度の低い面に接します。
 3、空気が急激に冷やされるので、空気の中に溜めておけなくなった
   湿気が水滴になる。
 4、その水滴を結露と呼ぶ。
ということなのです。
ようするに、窓が極端に冷えていると、部屋の温度によって湿度が低くても窓に結露は発生することがあります。
インフルエンザが流行っていますが、湿度を上げる事は予防にもとても大切です。
この事を忘れずに、しっかりと加湿して下さいね。