宇都宮市篠井にある「林業センター」
建築の仕事をしている方でも、知らない方の多い施設です。
今回は、「木造建築設計技術者 スキルアップ講座」
の会場ということで行ってきました。
私もここへ行くのは初めて。
思った以上にしっかりとした施設でした。
ここではどのような事ができるかというと、
試験的に材木を加工したり、
強度を測定したりすることができます。
施設内には、様々な種類の木が植えてあり、
見学をすることもできます。
キノコにも力を入れているようですね。
ちょっと懐かしい博物館の雰囲気です。
講習会では、主に栃木県の材木について学びました。
参加者は、建築士や主事と言って、
それなりの経験者に限られています。
どんな方が来るのかな〜、と思い
私はスーツにネクタイをして行きました。
が、ほとんどの方は作業着。
スーツにネクタイは私だけでした。
それでも一番前の席で聴いてきました。
内容はとても充実しています。
栃木県では、杉とヒノキが取れるのですが、
雪の少ない北限ということで、品質も高いそうです。
印象的だったのは、
やはり杉よりはヒノキの方が強い、と言うこと。
1.3倍の強度があると言っていました。
「あまりにも当然」と思われる方もいるかもしれませんが、
いろいろなデータを見せていただき、先生も何度も言っていたのです。
色々な実験をして、データを出していることも知ることができました。
実際に実験もたくさん見せていただきました。
やっぱり、実験は良いですね。
実験については後日お知らせしますね。
参加者もみなさん熱心で、
とても満足されたようでした。
全4回なので、残り3回が楽しみです。
20代の頃にお世話になった方にも久しぶりに
お会いすることができて、うれしかった講習でした。