昨日、パナソニックさんに来ていただいて、
「スマートハウス HEMS」の勉強会をしました。
「スマートハウス」ってご存知ですか?
家の中の家電や、発電機(太陽光発電等)をつなぎ、制御すると言う考えです。
「HEMS」とは、電力量を見えるようにしたり、
節電のための制御を行うシステム。
この、「スマートハウス」と「HEMS」をくっつけて
お家の中の電化製品を制御して、かつ、節電するようにしよう、
と言うのが、パナソニックの「スマートHEMS」です。
名前をくっつけただけかい!と思わずツッコミ!
こんな事をするには、とても凄い装置が必要に思えるかもしれませんが、
基本的には、下の2つの装置だけで済んでしまいます。
金額にして20万円程。
太陽光発電等を付けると、実質的負担は10万円くらいになるかもしれません。
hems_outline02.jpg  hems_outline01.jpg
左側の物は、ブレーカーBOX、これはどのお家にも付いていますね。
通常と違うのは、ブレーカーごとの消費電力を測るセンサーが付いています。
右側の物が、「AiSEG」(アイセグ)と呼ばれ、中核となる機器です。
大きさは、テッシュBOXの半分にも満たない、けっこう小さいもの。
この2つで、家の中の消費電力を知って、
どこで電気の無駄遣いが有るかを知って、その分を減らして行きます。
どうやって、その消費電力を知るかと言うと、スマホとかで見る事が出来ます。
それ以外のコントローラーとして、このようなモニターも有ります。
hems_outline03.jpg
コレだけで、10万円来るそうなのですが、無くても十分使えるそうです。
実は、今出来る事は、消費電力を知る事、ほとんどそれだけなのですが、
将来的にはとても大きな野望を秘めているらしいのです。
ここからは、私が今まで知った情報から、創作した未来予想図と思って読んで下さい。
最近のお家では、電気メーターが「スマートメーター」と言う物に変わって来ています。
これは、検診しなくても
電力会社が電気の使用量を知る事が出来るメーターなのです。
全てのメーターをネットでつないで管理するのですね。
この「スマートメーター」、実はもう一つの機能を持っています。
それは、電気の使用量を調整出来るのです。
どういう事かと言うと、
夏に電気の使用量が多くなり、発電所がパンクしそうになります。
発電所がパンクしたら、その発電所の電気を使っている地域の電気が一斉に止まってしまいます。
これはとても大変な事なのです。
そこで、そのような事が無いように、
各お家の電気の使用制限が60Aまでだった物を50Aに下げてしまうのです。
そんな事が遠隔操作出来るのが「スマートメーター」
それで、電気の使用量を減らして、発電所がパンクする事から守ろうと言うシステム。
でも、いきなり60Aから50Aに下げてしまうと、
家の中で使っている機器のブレーカーが落ちてしまうかもしれません。
それも良く無いですよね。
そこで、「スマートメーター」と、この「スマートHEMS」を連動させて、
エアコンの効きを弱くして消費電力を少なくし、家自体の消費電力を下げて、
ブレーカーが落ちたりする事を防ぐ、そんな事が出来るようになるのです。
う〜ん、おわかりいただけますか?
なかなか分かりにくいですね。
とにかく、電気の使い方が全く変わる可能性を秘めた機器なのです。
ただし、今はまだその機能を持っていません。
ファームウエアのUPデートで、どんどん進化していくそうです。
震災以降、発電所の問題も大きく取り上げられる事が多くなりました。
これから、注目されるかもしれませんね。
次回は、換気扇につて説明します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です