伊礼智先生と聞いても、一般の方はご存じない方も多いとおもいます。
現在の住宅設計で名を馳せ、本も何冊も出しています。
そのような方が実際に説明してくれて、設計した建物を一緒に見れる!
というのが今回の企画。
予約は早めに埋まり、キャンセル待ちも出たそうです。
下の写真が伊礼先生です。
特に今回は、栃木市に立てたお家の説明と見学ということで楽しみに行ってきました。
その名も「i-works4.0」
設計を専門としている方は規格などを嫌うのですが、伊礼先生はコストダウンのためにも規格を積極的に採用しているそうです。
このお家で使っている企画の一つが、1.5間角のモジュール。
それを組み合わせてお家を作りました。
上の写真で写っている、青いシャツを着ている方が工務店の社長さんです。
決して広いわけではないのですが、窮屈感は全く感じません。
可愛い薪ストーブも置いてあります。
伊礼さんが好きなデザインだそうです。
断熱性能を高めるためにリビング窓は大きめの木製サッシを採用しています。
一般の窓は網戸だけですが、その外側に日除け戸を付けてあり、暑さ対策がされています。
2階には、書斎スペースと、反対側にはくつろげる畳スペースがあります。
こちらも天井は高くないのですが、圧迫感を感じるほどではありません。
窓からは外に出ると、木製の物見台があります。
この物見台から見える景色は”栃木女子校”
「狙って付けたわけではないです」
と説明していました。
玄関床には大谷石を使っていたりと、栃木の素材にも配慮を感じました。
大谷石のピザ窯もありましたよ。
次回は、伊礼先生が師事した先生の源流を探ります。