熊本の地震から、早くも1年が経ちました。
最近は、災害が多いからか、以前ほど印象に残らなくなっているかもしれません。

それでも、熊本の地震は、2度の大きな揺れと、震度6強弱合わせて5回もの地震が起きたという特異な災害でした。

それに合わせ、地滑りなども多くみられ、建物が滑り落ちた写真などは今でも目に焼き付いています。

普通に暮らしていると忘れてしまいますが、今でも仮設生活を送っている人が4万5000人もいるそうです。

 

全国の避難者数(東日本大震災等も含んでいます)を復興庁で発表していますが、3月28日の時点で、
119,000人もいるそうです。

栃木県だけでも、2,910人いらっしゃいます。

単純にいうと、鹿沼市の人口よりも多い人達が、未だに安心して生活できる環境にないという事になります。
東日本大震災以降、私の家づくりの目的が一つ増えました。

増えた目的とは、
「家族が、いつでも安心して帰れる場所を作る事」
です。

社会に何があっても、
家族に何が起きても、
あなたには帰る場所がある。

その大切さを知らせてくれました。

その大切な場所を造る私の仕事は、今まで以上に重要になっています。

熊本地震1回目

写真は、熊本城。
まさに、熊本人の象徴だったそうです。

それが崩れて、精神的にも崩れそうになったとか。
支援は、物だけではなくて、気持ちも大切なのですね。

時間はかかると思いますが、これからも応援していきたいと思います。

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