とうとう、新しい事務所建設に向けて、工事が始まります。
まずは、敷地境界に擁壁を作らなくてはいけません。
北側の敷地が上がっていて、斜面が有るためです。
斜面を使えないままではもったいないので、擁壁で敷地を広げます。
擁壁を作ると言っても、その前に大切な作業が有ります。
それは、「境界杭の位置を保存しておく事」なのです。
擁壁を作る際には、敷地境界一帯を掘ってしまいます。
と言う事は、境界杭も外す事になるのです。
外した杭は、同じ位置に戻さなくてはいけませんね。
そのために、杭の位置を保存するのです。
これだけ言うと難しそうですが、方法は簡単です。
元の敷地境界杭から、一定距離(今回は1m)の位置に、2本の杭を打つのです。
そうすると、新しく打った2点から1mの距離の位置が、元の杭の位置になります。
その確認作業が下の写真です。
DSC07287.jpg
隣の敷地の方にも立ち会っていただき、間違いないか確認をしていただきました。
とっても簡単な作業なのですが、外構等をやる時には、このような事もせずに杭を外してしまう業者は少なく有りません。
隣に、杭が転がっていた、と言う残念な事は今でもあるのです。
あなたも、気を付けてくださいね。

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