電気が自由化になり、電気代のシステムも大きく変わりました。
「結局、どうなったの？」
というのが私の感想。
東京電力に電話しても「ホームページを見てください」
と言われてしまいます。
それではいけないと、スタッフの阿久津が東京電力に頼み込み、
事務所まで来ていただき説明をしてもらいました。
やはり、しっかりと説明を聞いて正解でした。
そこで、ほんの一部ですが説明をさせていただきます。
システムが大きく変わっていますので、注意ですよ！
まず、電気代もそうですが変更の一番大きいのはここです。

電気メーター。
「スマートメーター」になったことが大きいのです。
今までのように、円盤が回っていませんね。
「スマート」の意味は、「かしこい」と言う事。
仕事が出来るメーターなのです。
電気代も、今までは係が見にきていましたが、自動で送信してくれます。
電気代を払わなければ、遠隔で電気を止める事も出来てしまうのです。
便利なところでは、このメーター自体にブレーカーが内蔵されているのですね。
ですので、家の中にメインのブレーカーが必要ないそうです。
そして、このブレーカーは１００Aまで耐えてくれます。
一般的な家庭であれば、十分でしょう。
メーターの中のブレーカーが落ちた時には、１０秒後に自動復帰するそうです。
今までは家庭用では６０Aでしたから、それに比べるとブレーカーが落ちる機会は減るでしょう。
ただし、ここに一つの罠があります。
１年かんの電気代が大きく変わるので注意しましょう。
この説明は、少し難しいので、次回に説明させていただきます。
ちなみに、「スマート」には、「痛い、ヒリヒリする、」などの意味もあるようです。
◼︎　それでは、電気代はどのようになった？　◼︎
基本的に「スマートライフプラン」となりました。
ここも「スマート」。

これは、蓄熱タイプの電気温水器等をお持ちの方が使えるコースです。
エコキュートや、1kVA以上の夜間蓄熱式機器がその対象になります。
今までの深夜電力が安い、というのとは少し違った深夜電力の安さになっています。
時間も変わっていますので、注意です。
まずは昼の時間
午前６時〜午前１時（深夜）まで、２５.３３円です。
今までは、午前７時から午後１１時で、電気代は２５.９２円でしたらから、少し安くなりました。
夜の時間は、
午前１時〜午前６時まで、１７.４６円です。
今までは、午後１１時から午前６時で、電気代は１２.１６円でしたらから、少し高くなりました。
「 昼は安くなったけれど、夜は高くなった 」と言うことです。
なんと、夜は１.４４倍、意外と大きいです。
今までエコミュートは一月あたり１,５００円くらいでしたが、
これからは２１６０円となってしまいます。
評判の良い蓄熱暖房器もありますが、電気を多く使うのでオススメしないそうです。
ちなみに、毎月１７,０００円以上の電気代を使う方には「プレミアムプラン」があります。

ただ、毎月１７,０００円使う方は、それなりに大きなお家になりますね。
ちなみに、今までの電気料金システム「電化上手」は、今年３月で新規契約を終了し、
「電化上手」自体も２０２０年３月で廃止して別なコースに変えてもらうそうです。
◼︎　このサービスは面白い！　◼︎
この「スマートライフプラン」には、面白い特典が付いてきます。
それがこちらです！

なんと、住宅設備を１０年間も修理してくれるのだそうです。
例えば、「エコキュート、電気温水器、IHクッキングヒーター」などなど。
修理回数無制限で３６５日２４時間対応だそうです。
東京電力でつけたものではなくて、
一般の住宅メーカーが付けたものに対しても対応してくれます。
これは私も安心です。
申し込みも不要なので、「あっ、忘れた！」ということも有りません。
ぜひ、活用したいですね。
◼︎　もう一つ大きく変わった事　◼︎
もう一つ大きく変わった、というか廃止されたものがあります。
それが、支払いのための用紙です。
今までは、毎月どのくらいの電気を使って、いくら支払うかの紙が来ていましたが廃止されました。
その紙が欲しい時には、別途　２１６円かかるそうです。
た、高い。
これからはWebサービスで見てください。
これ、私は苦手なんですけれどね。
今までのように、取っておくという作業も無くなります。
支払いはクレジットカードでもできるので、
ポイントを集めている人にはカードが良いですね。
さて、次回は「スマート契約」について説明します。
使い方によってはとても賢く、時にはとても痛い思いをしてしまう契約です。
知らないと、無駄な電気代を払うことになってしまいます。
次回と言っても、途中に幾つか入るため来週くらいになってしまうと思います。
ぜひ、読んでくださいね。