熊本市から益城町へ向かいました。
そこに着くまでにも色々と被害が見れましたが、
益城町は又違った被害状況になっていました。
特に緩い傾斜地の被害が大きく、多くの報道がされたエリアです。
地図を見てください。
緑色の点線から下のほうにある秋津川あたりが被害の大きかった場所です。
下の写真は、益城町のメイン通りなのでしょうか、
熊本市からまっすぐ来ると通る道で、お店とかも沢山ある所です。
地図では、緑色の点線が書いてあるあたりです。
この建物は、すでに解体してしまったようですね。
上の写真と同じ通りなのですが、
1階部分が潰れてしまっています。
下の写真は、グーグルから取ってきた物です。
この写真を比べてみると、左の建物は少しずれていますが、
思ったよりもまっすぐに潰れてしまったように見えますね。
これらの建物の反対側にあるのがこの銀行です。
さすが銀行と言いますでしょうか、傷は無いように見えました。
地図でいうと、緑色の点線がメインの通りです。
赤い矢印が銀行のある位置です。
この緑色のラインの北側(地図でいうと上側)は、比較的被害が少なく、
南側(地図でいうと下側)と、秋津川の間に被害が集中しました。
この被害が集中したあたりはどのような地形になっているかというと、
緩い傾斜になっています。
どのくらい緩い坂かというと、
このくらいです。
地図では、右のほうにある縦に伸びている黄色い道路です。
坂ですが、それほど気になる坂ではないですね。
被害の大きかった住宅地も確かに坂にはなっているのですが、
それほど大きな坂ではありませんでした。
一部は、結構急なところもあり、下の写真のように被害が大きくなっています。
私が気になったのは、街の下側にある「秋津川」。
地図では、橙色の矢印です。
どれだけ大きな川なのかと思っていたら、こんな感じでした。
奥に橋が見えるのがその川なのですが、予想以上に小さい。
頑張れば飛び越えられそうです。
グーグルくんの写真もわかりやすいので、掲載してしまいます。
地盤調査の際には、
近くに川があるかとかチェックもありますので、このような川でも重要です。
その秋津川から上に伸びている川はもっと小さい。
ちなみに、秋津川から南側には住宅は無く、田んぼが広がっていました。
神社の物も倒れていたり被害が出ていました。
写真では、鳥居が倒れています。
地図では、紫の矢印です。
歩いていくと、「仮消火栓」が所々に設置されていました。
火事の被害は大きいですから、しっかりとしていますね。
倒れかけているお家には、このような紙が貼ってあります。
基本的に、赤い紙は「危険」です。
熊本の街中にも見られました。
思ったよりも増えてしまったので、
益城町の報告は2回に分けさせていただきます。
次回は、益城町の家の状況です。
地図で「A」とマークしてある辺りの報告になります。