今は、ほとんどのお家で「保険」がかけられます。
期間は10年間です。
以前は「保証」と言っていたのですが、
手抜き工事など社会問題になった事で、数年前から「保険」になり、
ほとんどのお家でつけるようになりました。
これは、お家で何かトラブルがあった時に助けてくれる、と言う保険です。
難しく言うと 「 住宅瑕疵担保履行制度 」 と言います。
実際に動いている組織が、
「国土交通大臣指定
 公益財団法人 住宅リフォーム・紛争処理支援センター」
です。(以下、支援センターと書きます)
国土交通省が設置した検討委員会の報告書に、
「もっと 住宅瑕疵担保履行制度 を知らせなくてはいけないよ!」(略しました)
と言う事が書いてあったのだそうです。
そこで、支援センターは今年の3月まで、
下の写真のようなクリアファイルでできた封筒を配りました。
エスホーム_20160306_103254
写真は、会社に届いたサンプルです。
だた、ちょっと気になる事が、
『住まいのことで悩んだら、
 「住まいダイヤル」に
 お気軽にご相談ください。』
「不具合が見つかったけれど、
 補修してもらえるのかな・・・」
「お住いの住宅で、
 気になることはありませんか?」
という文章です。
これは、少し違うのでは無いのかな〜と思いました。
住まいの事で悩んだら、まずはそのお家をつくった住宅メーカーに相談してください。
それが鉄則です。
何もせずに、揉めても、トラブルも起こっていないのに、
このような紛争処理支援センターに連絡することは、お互いの関係を悪くするだけです。
弁護士との相談も無料でできるとありますが、
いきなり弁護士が出てきたら、私も驚きますよね。
エスホーム_20160306_103329
あくまでも私はこの支援センターを「紛争処理」機関と思っていたのですが、
これを真に受けて行動されてしまうと「紛争発動」機関になってしまいます。
お家は、長〜く使っていただくものですし、1棟1棟大工さんや職人さんがつくってくれます。
多少の問題が起きてしまうこともありますが、
ほとんどは簡単な補修で済んでしまいます。
何か心配なことがあった場合には、まずは 「 住宅メーカー 」 に相談してください。
それでも納得がいかない場合に、この「支援センター」に相談するようにしましょうね。

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