毎週木曜日の10時から「カンブリア宮殿」は私の好きな番組です。
それも、昨日は東照宮「陽明門」の補修をしている
小西美術工藝社
社長 デービッド・アトキンソン
さんでした。
東照宮「陽明門」といえば、説明は必要ないぐらい、
日本が紹介される時に写真で登場してもおかしくないくらいに有名な、
歴史的にも、大切な門ですね。
その門を補修している会社の社長が、数年前にイギリス人に変わったのです。
この会社は、日本でも一番大きい、補修等を手がける会社でした。
しかし、経営がうまく行かない。
技術も、落ちている。
ひどい状況だったようです。
そんな時に抜擢されたのが「デービッド・アトキンソン」さん。
もともとは、アメリカのゴールドマンサックス証券の金融アナリスト。
しかし、裏千家で茶名を持つほど日本文化への造詣は深いそうです。
実際に、その補修会社に入って知ったのは、
昔ながらの職人気質。
お金のどんぶり勘定。
それを、改革していきます。
いきなり、外人の社長が来たわけですから、職人も驚いたことでしょう。
「デービッド・アトキンソン」さんは言います。
『50年後の職人が見て、感心する仕事をしたい』
『日本は凄いものを開発したり、作ったりするのに、
大切なものを直しもしない、』
(すいません、うる覚えなので、こんな風なことを言っていたと思ってください。)
そうですよね。
もっと、力を入れても良いところは沢山ある。
文化財だけではありません。
今のお家は、50年どころか100年持ってもおかしくないつくりになっています。
基礎も、構造体も頑丈です。
そのようなお家の見学会を明日開催します。
ご主人のご実家の敷地内に建てたお家です。
ぜひ、見に来てください。
詳しくは、下のアドレスをクリック!
http://www.shome.co.jp/News/event.html
私は、今までに少なくとも144棟のお家をたててきました。
これらのお家が100年後、どのようになっているか、
考えるだけでワクワクします。
100年後の職人さんがお家をみて、どのように思うのでしょうか?