さて、昨日は私の小中の時の友達を紹介しました。
その友達は今ドイツにて、原発に対する考えを書いてくれました。
ぜひ、紹介したいと言うと、了解を頂いたので掲載しますね。
この友達は、かなり意識の高い人だとは思いますが、
先進国からすると、日本は遅れているのかもしれないと感じさせられます。
ちょっと長いですが、読んでください。
途中「にっさん」と言う言葉が出てきますが、これは私のあだ名です。
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１通目のメールです。
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セイコー食堂にも毎年団体バスで年に２回，南相馬市からお客さんが来ていて，
母は，お客さんから詳しい事も聞いています。
かなり悲惨な様子を伝えてくれていまし，
報道されていない事ばかりだとも聞いています。
事故当時はわたしもこの町に住む日本人やドイツ人とチャリティーコンサートをして，
募金活動をしました。
今でも大変な思いをしている人が沢山居るのに，
原発推進して行こうとする，政府には理解ができません。
福島原発の事故はドイツにものすごい影響をもたらしました。
メルケルは脱原発を掲げました。
ドイツにしては珍しく，エネルギー政策の軌道変更のスピードは予想外に速かったです。
かなりの危機を感じたのでしょう。
日本の技術で安全確保できていないのではドイツでは，
到底無理と自覚したのに加えて，
ここはチェルノブイルの影響は今でもある事を自覚しているからでしょね。
実際ここライプツィヒだけでも，今現在目の当たりにする事は，
チェルノブイルとの因果関係は証明できてはいませんが，
２０代から４０代の若い世代のがん患者が多い事です。
石巻出身の画家とも知り合い，大変さを知らされました。
FBの活動内容，拝見させていただきました。
さすがにっさんですね。素晴らしい支援ですね。
マスクをしていない写真が沢山だったので，気になりました。
セシウムを体内に取り込むと，心筋にたまって心臓疾患になります。
気を付けてください。
ガイガーカウンターの数字，怖すぎです。
この前鹿沼の実家をかたずけにだけ，一週間だけ帰ったとき，
ガイガーカウンターで測って，家屋内はほぼ通常の数字になっていたので，
少々安心しました。
でも雨水の通るところは，未だかつて一桁違っていました。
お子さん，まだ小さいですよね。
食料品に困っていませんか？
宇都宮も鹿沼と同様，地元と関東の食材がほとんどのようですが，
気を付けるの大変ですよね？
放射能をすべてブロックする事はできませんが，
できるところだけでもと思って食材を選んでいます。
原発事故の事は常に頭から離れないテーマです。
お互い，お互いができる事を意識してやって行く事が，
どこかで繋がっていて，大きな波に成ることを信じています。
家族のためにも，くれぐれもお体に気を付けてください。
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２通目のメールです。
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もし，食材気になるのでしたら，
九州のオーガニックだし放射線量はかってあるの宅配してもらったら？
勿論割高だけど，安心していた食べた方が様とわたしは思ってます。
空間線量が幸い下がっているのですが，
一度地上に降りた放射能は，自然に分解されるには人類が居るか居ないか分からないくらい気の遠い話です。
宇都宮でも食材大変だと，友達は言っていましたので，想像がつきます。
私なら偏食は避けたいので，より安全な物を調達するけど。
実際帰国のたびにそうしてます。
私は，前よりも食材のありがたさを感じ，昔から絶対完食は心がけていたけど，
我が家では，残飯はほとんど出ません。
食材の話や，原発についての話は，
微妙な物なので誰と話せるのかを見極めながらしてきました。
今回この事がきっかけで，多くの人が話したがっている事がアンケートから分かりました。
回答後もメールのやり取りもしてます。
皆誰と話せるのかわからない状態だったみたいです。
この問題は，日本だけが抱えている問題ではありません。
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日本にいると、日本の事が見えにくくなります。
外からはどのように見られているのか？報道されているのか？
気になります。