★お家の価格は、結局幾らなの? シリーズ③
住宅産業新聞(2013年5月30日号)に掲載されていた、
お家の金額。
それは、噂には聞いていましたが、
予想を超えた金額でした。
なにしろ、戸建住宅大手メーカーの坪単価が
70万円台後半〜80万円台前半だったからです。
それらに付いて、今まで説明を重ねて来ましたが、
今回は、なぜそれだけの価格差が出るのか、
を考えてみたいと思います。
まず、大手と私どもの様な会社の一番わかりやすい違い、
それは、「展示場」を持っているかどうかでしょう。
展示場はかなり経費を使います。
年間、数千円と言われています。
仮に、経費が年間3000万円として、
そこから50棟のお家が契約出来たとします。
その時の展示場に対する価格は、1契約当たり60万円もする事になるのです。
実際に、50棟契約している展示場は少ないのではないでしょうか?
それだけ、経費に費用を使っていると言う事です。
また、これらの会社はテレビ等でお金をかけて宣伝していますね。
あれらも1棟当たりにすると、凄い金額のはずです。
いがいに費用のかかるのが、カタログです。
どこでも無料でくれるので、価値観は無いですよね。
そんな物でも1冊当たり千円くらいしています。
他にも、いつでも対応出来る営業社員がいること。
この点は、一見良いように思われるかもしれませんが、
私からすれば遊んでいる社員がいるという事です。
人気のある会社は、
予約を取らないと打合せも出来ません。
上司(よくわからない役を持った社員)が多い会社も疑問ですね。
人件費は、会社経営にとってとても費用がかかる部分だからです。
豪華な、事務所と言うのも有りますね。
大きな建物に、広いショウルーム、キレイですよね。
でも、それにも莫大な費用がかかっているのです。
他にも、色々な事が有るでしょう。
それらの積み重ねが、
あの1200万円、1.5倍以上と言う金額の差になって来るのです。
今回上げた項目は、
多くの人からは安心料的にとらえられている事が多いのですが、
あなたはどのように思われましたか?
今回説明した中で私自身気になる所は、
1000万円高いお家だからと言って、
その費用を家づくりにかけているわけではない、
と言う事です。
大手住宅メーカーに、あなたはどのような価値を見いだすでしょうか?
住宅メーカーを選ぶのは、とても難しい事ですが、
この金額にも大きく関わる所です。
しっかりと考えて、住宅メーカーを選んで下さいね。
ところで、
1000万円違ったら、借入の返済額は幾ら違うのでしょうか?
この点につきましては、次回お知らせします。

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