間取りのお打合せをしていると、
「この角の凹みの部分をに部屋を増やした方が、費用が安くなりませんか?」
と質問される事が有ります。
色々と勉強している人程、そんな質問をいただくのです。
お家を大きくしてでも、凸凹を無くした方が安くなる、と思っているのです。
その方が、無駄がなくなると考えているようです。
このような方は、少なくないです。
では、実際にはどうでしょうか?
答えから言うと、凸凹を無くしてまで家を大きくしても、安くはなりません。
基本的には、少しでも小さくしてあげた方が、トータルコストで言うと安くなります。
ですが、凸凹を無くした方が安くなるお家も有ります。
それは、鉄骨のお家です。
鉄骨は、元々有る程度の大きさの四角形を組み合わせてつくっているので、小さい四角をつくろうとすると逆に費用がかかってしまうのです。
ですので、鉄骨でお家づくりを考えている方は、四角の形にした方が効率が上がります。
しかし、木造はもともとが複雑な家の形に対応出来る柔軟性の有る構造なので、無理に大きくするよりも少しでも小さい方が安く出来るのです。

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