蛍光灯やLEDに変わろうとしている電球ですが、同じ電球にも2種類あるのをご存知ですか?
その2種類とは、100Vと110Vです。
お気づきのかたもいらっしゃったかと思いますが、確かに2種類ありました。
では、なぜ2種類あるのかご存知でしょうか?
その種明かしをする前に、電気についての説明をしますね。
電気には電流のアンペア(A)と電圧のボルト(V)があるのはご存知でしょう。
では、家庭に入ってくる電圧は正確に言うと何ボルトでしょうか?
交流なのでとか、いろいろあるかも知れませんが通常100Vと思うかも知れません。
そこに、落とし穴があります。
実際には、夕方頃に成ると104V位まで増やすのだそうです。
それは、一度に多くの電気を使う人が増えるので、変動を減らすためにしているのです。
では、104Vになったばあいの弊害はどのような所に起こるのでしょうか?
例えば、夕方から夜にかけて電球が切れやすくなります。
100V対応だと、104Vに対応出来なくなってしまうのですね。
ここで最初の話題に戻ります。
なぜ、100Vと110Vの2種類の電球があるのか?
それは、この変動にたえるためなのです。
照明を買ったときについてくる電球は100Vタイプです。
もし、電球がよく切れるなと思ったら、110Vタイプを使用して下さい。
110ボルトタイプの電球は、100Vに比べ1割りほど価格は高いのですが、長持ちしますよ。