今度、法律で住宅には10年保証を付けなくてはいけなくてはならなくなりました。
実際の所、いままででもきちんとした会社はまず10年保証は付いてきます。
性能保証やJIOが有名ですね。
JIOは60年まで保証としていました。これも凄い。
でも、この60年保証、無くなるそうです。
それどころか、20年の保証も無くなるそうです。
実をいうと、当社は実績のある性能保証の保証会社を使っていたために保証期間が10年まででした。
20年まで延ばす計画も有ったらしいのですが、いつになってもならない。
そこで、当社もJIOを使用し、20年保証対応にしようとしたのですが、今年10月から20年保証は無くなるのだそうです。もちろん60年も。
そのうえ、持ち主が変わると、せっかく付いている10年保証が無効になるとか。
10年保証を無理矢理付けるようにしむけたのに、なぜこんな事するのか分かりません。
現在、国が中古住宅の流通を活発化するように計画をしていますが、それにも逆向しているとしか思えません。
検査の回数も減ります。JIOは今まで4回でしたがこれからは2回に減るそうです。
資格の内容ばかりむずかくしても、検査回数が減っては今まで以上に不正がしやすくなるのは誰にでも分かる事でしょう。
今回のシステムは、何が本当にお客様のメリットになっているのか残念ながら私には理解出来ません。
こんな、無理な法改正をしなくても、現況の各業者のがんばりの方が、しっかりしているような気がするのですが。
これから、良い方向に向かう事を願うばかりです。