高齢者への福祉サービスには様々なものがあります。
特に、リフォームに関しては、介護保険とか、各市町村が行う福祉サービスが良く利用されています。
でも、不思議な事に気がつきました。
新築には適応する制度が無いらしいのです。
新築は、お金がある人だけが行うのではありません。
今回のお客様は、高齢な方が2人でお住まいになっています。
ご主人は、10年前から寝たきり。
収入も年金以外ありません。
リフォームだったら、先にあげた資金が出ますが、今回は使えないのです。
では、このお客様はなぜ建て替えなくてはいけないのでしょうか?
家中が白蟻の被害に合っているからなのです。
玄関ドアも、もう少しで外れそうです。
出来れば、少しでもお年寄りの住みやすい造りにしたいので、手すりやスロープの費用に充てようと思い、まさか何か補助金があるだろうと思い市役所をおとずれました。
でも、無いのです。
よく考えてみると、今のお年寄りが住んでいる家の多くは30年以上前の物も少なく無いでしょう。
耐震強度も昔の耐震基準で作られているので、十分ではないはず。
リフォームしたくてもそれだけでは対応出来ない場合も少なく無いのです。
リフォームと同じ金額でも、補助が下りるようにならないのか?
ぜひ、検討して欲しいです。

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