今日は、「防災の日」、
あなたは防災について何かしていますか?
DSC_2578_20130901094247351.jpg
あの、東日本大震災があってから、2年半年。
栃木県内では、震災が有った事など全くわからない生活がおくれていますね。
でも、たまには思い出して下さい。
 大谷石の塀が崩れた事、
 停電した事、
 断水した事、
 信号も止まってしまった事、
 ガソリンが供給されず、何時間も並んだ事、
 食べ物が、スーパーから無くなった事、
 計画停電、なんて言う事まで経験しましたね。
私は、年に数回ですが南相馬や石巻へ行っていますので、今でも被災地の状況を目にします。
ですから、私にとってあの震災は今でも現在進行形であるのです。
ですから、今日は「防災の日」、
家族でも少し話してみませんか?
 何か有った時の連絡方法、
 避難先、
 持ち出す物、
家づくりをしていると、震災に対する備えの相談を受ける事が有ります。
その時の私のアドバイスは、
「キャンプ用品を用意しておきましょう」
です。
よく、蓄電池とか、太陽光発電とか、震災の時にも今と同じ生活を過ごせるようにしようとしますが、それを考えるとあっという間に数百万円かかってしまいます。
普通の人には無理です。
ましてや、震災時に電子機器とかは壊れやすいです。
ですから、何にも頼らずに独立して生活出来る環境を用意する事が必要だと思います。
それには、家を捨ててでも生活出来る準備です。
そこで一番簡単なのが「キャンプ用品」です。
 テント
 寝袋
 照明・懐中電灯
 コンロ
 鍋
 長期保存出来る食糧
 水
等。
キャンプをした事のある人であれば、だいたいそろっているでしょう。
それと、もう一つ大切な事は、2〜3日は厳しい環境に耐えられる気持ちです。
食べ物は手に入らない、風呂にも入れない、トイレも使えない、
そんな環境です。
ほとんどの場合は、2〜3日で何らかの救助に来ます。
まずは、そこを乗り切る必要が有ります。
ですから、「家族で修行に行きましょう!」
などとは言いませんが、予備知識としてその様な事を知っていれば、随分と違うのではないでしょうか?
考え過ぎですか?
でも、支援活動をしていて、感じた事なのです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です