金属製サイディングとは、外壁に使う材料の一種です。
一般に外壁材には、セメントを固めたような材料を使用する事が多いのですが、
これは火にも強い為です。
それ以外にも、工場やリフォームで使用される金属製サイディングと言う物が有ります。
表面はガルバニウム鋼板という錆びにも強くした鋼板と、その中に断熱材を入れた外壁材です。
断熱材が入っているので、多少の断熱効果が期待出来ます。
でも、今回の問題はこの断熱材です。
この断熱材が火に弱いものがあるらしいのです。
特に、心材(断熱材)に「硬質ウレタン」を使用した物は、
金属製サイディングの熱で芯の硬質ウレタンが悪化し、
可燃性ガスと炎がサイディング(外壁)内の通気層を上昇して、
住宅の隙間に入り込む、そんな事が起きるようです。
特に、このての製品は煙が出る事が多いので、注意をしなければなりません。
硬質ウレタンを使用していても、
燃え難いポリイソシアヌレートを心材に使用している金属製サイディングは、
延焼が少ないと言われています。
この金属製サイディングは、デザイン住宅と呼ばれているお家にも使われています。
もし、あなたがこの材料を検討しているのであれば、今一度確認して下さいね。

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