キッチンやお風呂、トイレの汚水まで流す配水管、中がどのようになっているかを見た事は、
新しい家に住んでいても少ないのではないでしょうか?
というのも、最近は配水管のマスが小さくなり、詰まる事もほとんど無くなりました。
また、フタを完全に閉める事で匂いが出る事も無くなりました。
という事は、つまりやすかったトラップ(匂いを出さなくするぶぶん)を付ける必要がなくなり、
余計詰まる事が減ったんですね。
こうやって配管をみると、シンプルだし何十年も前からこうだったように見えますが、
実際には色々な改良がされて今の形になっているんですね。

写真の右上にある大きな丸は、浄化槽です。
オレンジ色の管は、給水のための管です。
家が出来上がると何も見えなくなりますが、土の中には色々な物が埋まっているんですよ。
ちなみに、私の家は古いので今でもコンクリートマスです。
コンクリートマスとは、30cm角のコンクリートで出来た排水マスです。
トラップが有り、そこで油が固まってしまい流れが悪くなるんです。
今の家は、そんな事にはならないですから安心して下さい。