今日は、福島から私の地元でもある栃木県鹿沼市に避難されると言う方に、支援物資を届けてきました。
支援物資の内容は、
 毛布、扇風機、食器等です。
行政からは基本的なものしか支給されないので、それ以外にも必要なものがメインです。
今回の方は、3次避難と言って、民間アパートに住みはじめます。
ただ、不安は大きいようです。
例えば、
 今回入るアパートも期限が2年しか無い。
 では、2年後に浪江に帰れる可能性はあるのか?疑問。
 息子さんも臨時で勤める事は出来たそうですが、それも1年しか無い、
など、問題が先延ばしになっているのが主で、根本的な解決にはほど遠いという印象でした。
雑談の中で、原発の原因で避難されたと言うことですが、津波にも遭いご自身の家も浸水してしまったと言うことも伺いました。
地震に、津波に、原発、今回の全ての問題を一度に経験してしまっている方なのです
知らない街に突然越して来て、知り合いもおらず不安も大きい事でしょう。
借りたアパートには照明が有りません。
福島県内で借りると照明が支給されるそうなのですが、栃木県内では支給されないそうなのです。
それらもなんとか私どもで用意できそうなのですが、もう少し行政側の支援も必要かとは思いました。
最近は、震災の事等もあまり話題に上らなくなりましたが、被災者は3次避難と言ってこれから2年間程住む事になる家に引っ越します。
そうすると、新たに必要な生活物資も出てきます。
ですので、まだまだ支援は必要なのです。
アパートを出なくてはいけない2年後にはどうなるの?
まったくの未知数の世界が有ります。
まだやってるの?と思う方も少なく無いと思います。
しかし、現実を見るとまだまだ必要だ、と思わざるおえません。

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