最近テレビでもよく流れている、窓の内側にもう1枚窓を付ける断熱サッシが有ります。
住宅用エコポイントにも使えて、とても話題になっていますね。
さて、その効果は色々と聞く事がありました。
実際に使ってみて、どうなのでしょう。
実は、私の家は古いセキスイの家をリフォームして住んでいます。
宇都宮ですが、結構寒いです。
特に、窓は1枚ガラスで冬には冷えた空気が窓から落ちて床に流れてくるのが良くわかります。
もちろん、結露も凄かったです。
そこで、某メーカーの断熱サッシを付け、2重サッシにしました。
さすがに、冷たい空気が落ちる感覚はあまり無くなりました。
でも、今とても困った状態になっています。
それは、凄い結露です。
中に付けた窓の結露が凄いのです。
中に付けた窓は、カーテンとの距離がほとんど0になっているので、
窓が結露すると必然的にカーテンレースが結露した露で窓に張り付くようになってしまいます。
下の写真がそれです。

内窓を付けない時は、まだ窓とカーテンレースとの間に隙間が有って良かったのですが、
今はそれが無くて、、、、
断熱の空間を作るとき、サッシどおしの空間(隙間)が大きすぎるとその隙間の中で空気が対流し断熱性能が落ちる現象がおきます。
内窓の際には、構造上どうしても隙間が大きくなり、ある程度の断熱性能は出るのでしょうが、結露を防ぐ性能までは出せないようです。
それでは、別の写真を見てください。
IMG_0207-1.jpg
こちらは、内窓のガラスは結露をしていませんね。
というよりも、外側の単板ガラスの内側がうっすらと結露しています。
この差は何でしょうか?
まずは、カーテンが付いていません。
大きな差は、内側の窓ガラスはペアガラスを利用しています。
このペアガラスは、空気層が12mm有る効果が大きいタイプです。
私の寝室も同じ物を使っていますが、ここも部屋側のガラスの結露はありません。
ただし、寝室は雨戸(鉄板1枚のタイプ)を使用しているので、少しは断熱性能が上がっているかもしれません。
と言うわけで、これからリフォームで内窓を付ける方へのアドバイス。
 ガラスは、迷わずペアガラスを採用しよう!
寒さの悩みも多いですが、結露の悩みも多いんですよね。ほんとに。

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