6月14日から16日まで、福島へ支援物資を届けるために行ってきました。
14日には、福島市の仮設住宅の工事現場に行ってきました。
これは、今回メインで支援物資を贈る活動をしている玉川さんの工務店が、仮設住宅を造る活動をしているために、現場の確認と合わせ、訪問してきました。
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決して広くは無い仮設住宅でした。
仕様も、一昔前のアパートと言うイメージです。
もちろん、ペアガラスでもありません。
それでも、さすがに木造ですね。
隙間等出来ないようにきっちりと作ってあります。
ここで働いている大工さんや職人さんも、被災されて避難している人たちです。
6月中には完成して、7月頃から入居が始まるようです。
この玉川さんは、南相馬市で工務店を営んでいました。
今年は、4人目の子供が生まれて喜んでいた矢先、
震災に遭い、それよりも原発の影響で避難を余儀なくされています。
避難先は横浜なのですが、そこから福島まで支援物資を届ける事を独自に始め、仕事も収入も無い中続けているのです。
下の写真は、15日に行った津波に遭った被災地です。
場所は、南相馬市です。
基礎も流されてしまうような、ひどい所もあったようです。
とにかく、何も無くなってしまっています。
今の住宅で、津波に堪えられる家はありません。
立地から、しっかりと考えなくてはいけないでしょう。
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今回は、建築関係の新聞社も同行していました。
その人たちは、放射能を測る測定器を持っていて測っていたらしいのですが、
放射能は、先ほどの仮設住宅の有った福島市よりも、原発に近い南相馬市の方が低いと言うことでした。
不思議ですね。
支援物資の配布先に付きましては、プライバシー等の件から詳しく書く事が出来ません。
と言いますのも、誰がどこに避難していると言うことがわかると問題が起きるそうなのです。
顔が写っている写真の掲載も出来ません。
詳しくはここでは控えますが、理由を知りたい方は私に会った時にでも直接聞いてください。
ぎりぎりの範囲で、皆さんからお預かりしている支援物資を届けている写真を掲載させていただきます。
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さて、この人は顔が出ても良い人です。
焼きそば好きの方は知っているかも?
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浪江町の「浪江焼麺太国 太王」(なみえ焼きそばたいこく だいおう)事、「 八島 貞之 」さんです。
支援物資を届けている最中にも、通りかかった人から歓声が上がっていました。
浪江焼麺太国は、福島の代表で B1グランプリ に出ている凄い焼きそばなんです。
ホームページはこちらです。
http://www.namie-yakisoba.com/index.html
その代表者でもある八島さんに渡して、そこから皆さんに再配布をしていただくようにお願いしました。
八島さんが避難しているのは二本松のきれいな旅館です。
でも、残念ながら楽しむ事は出来ませんね。
約120人の、小さなお子さんがいらっしゃる方が避難しているそうです。
今度、仮設住宅へ入るそうなのですが、仮設住宅に入ると支援を受けられなくなってしまうので、生活がよけい大変になってしまいます。
それを心配していました。
また、避難所には支援物資6品目と言って冷蔵庫等の電化製品も支給されるのですが、それだけで生活は出来ません。
そこで、我々のような民間の団体の活動が必要になってくるのです。
今回は、トイレットペーパーや、食器を贈りました。
現在不足している物として、食料、子供用おむつ、生理用品が上がっています。
ご協力いただけるのであれば、ご連絡ください。
ご連絡は、こちらのホームページからお願いします。
http://www.psm311.com/

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