先日お伝えした、石巻市牡鹿半島の保育所、
その周りの街はどのようになっているのかをお伝えします。
牡鹿半島の先には、3年連続で訪問するとお金が貯まると言われている
「金華山」があります。
震災前は観光客が多く、300人のりのフェリーまで有ったそうです。
残念ながら、今は小さな船が予約をすると出てくれる状態です。
ここは、海の暖流と寒流がちょうど当たるところで、
美味しい魚介類が獲れるので有名です。
以前は、鯨漁も多かったそうで、今でも捕鯨の会社があります。
「下野新聞で見る、昭和・平成史I」でも、
昭和21年1月3日に下野新聞に金華山の捕鯨が掲載されていたことが紹介されています。
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保育所のあるところは「鮎川」。
鮎のいる川があるわけではないのですが、「鮎川」です。
港がキレイに整備され、漁船が停まっています。
大きな工場も工事されていました。
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何もないですが、震災前はここに捕鯨の博物館が有ったようです。
そこに展示してあった捕鯨船のみが残されています。
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360度カメラもどうぞ。右に動かすと、上の写真の捕鯨船が出てきます。
写真を上下左右に動かすことができます。

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ここでのお楽しみは、食事!
いつもここに食べに行きます。
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そこで私が食べるのは、これ!
鯨の刺身です。
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人によって好き嫌いはあると思いますが、私は好きです。
とても柔らかくて馬肉のような味がします。
変な癖はないですね。
この鯨の肉は、調査捕鯨で獲られたものだそうです。
1年間のうち2か月間4月と5月だけ、50頭くらいまで獲ることが許可されています。
近年は20頭くらいしか取れないそうなのですが、
これは鯨の数が減ったのではなくて、
潮の流れが変わって、捕獲してもいい2月の間に鯨が来なくなってしまったのだそうです。
温暖化のためでしょうか?
このお店の前には、震災前には建物がたくさんあったようです。
今は、何もなく寂しいです。
こちらも、360度写真です。

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鮎川から、石巻の街へ帰る途中にも、いくつかの町がありました。
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多くの家が津波に流されてしまっておりますが、
未だ手付かず、という状態です。
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とてもキレイな夕日でした。
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夕日を見ながらたそがれようかと思っていた矢先、1本の電話が。
「プレゼントのお菓子が、休んだ子供の分が無いのでお願いできませんか?」
写真を撮りながらゆっくり走っていたので、すぐに戻って届けてきました。
牡鹿半島を、石巻の町から牡鹿半島の先端へ向かっていると、
このような場所を何箇所か見ることが出来ます。

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牡鹿半島は、とてもキレイな半島です。

石巻市牡鹿半島の「今」” に対して1件のコメントがあります。

  1. 岡崎 麻佐子 より:

    今年は渋滞も吹雪もなくサンタ訪問が出来てよかったですね。
    今年の夏、夫婦で牡鹿半島へ行きました。
    ダンプの多さに驚きました。
    おしかのれん街の食堂で食事をしたのですが、お刺身の美味しさにびっくりしました(^^)。また食べる機会があったら鯨の刺身を頂きたいと決まっております。
    食堂の方の「地理的にここの復興は最後になるでしょう。ここは限界集落です」とおっしゃっていた言葉がとても印象的でした。

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