石巻の子供たちへお菓子を贈りに行って来ましたが、少し早めに石巻に行き今の状況を見て来ました。
石巻の街中は、明るく車も多く、震災の事等全く感じさせる事は有りません。
しかし、沿岸部に行くと状況は一変します。
建物が全くない町が有るのです。
かろうじてそこに確認出来るのは建物の基礎のみ。
下の学校では、やっと作業員が入り始めたようです。
この学校は、2011年の紅白で長渕剛が歌った場所。
あのライティングは凄かった。
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学校の近くには、鯉のぼりが上げられていました。
学校前を歩く、学生の姿も。
近くには、今でも車の山が残っています。
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女川町。
ここでは、倒れてしまった3棟の建物が未だに解体されずに残っていました。
大学の研究室か何かでしょうか、学生と先生とおぼしき人たちも見に来ていました。
昨年の社員旅行の時にもここに来ましたが、かなり痛みが出ています。
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女川町。
再生プロジェクトが進んでいます。
この地面に、5.4mもの高さの地盤を作り、その上に街並を作る計画。
その高さを示す看板が有りました。
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通常の家だと、2階窓の上側当たりの高さでしょうか?
これだけ広大な土地をこれだけ盛り土すると言う計画。
石巻の仮設住宅も見て来ました。
見る前の考えは、「そろそろ、空きも出ているんではないか?」と言う思いが有りました。
しかし、実際に見てみると、空いている仮設住宅等有りません。
膨大な数の仮設住宅ですが、私が見た限り全部埋まっているのです。
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もう2年が経ちます。
次の津波に堪えられる膨大な工事をする町づくりと、それを待っているのか、帰れない沢山の人々。
先が見えない、、あと何年かかるのであろう。

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