「日経ホームビルダー」、
最近では私が一番読み込んでいる雑誌
と言っても過言ではありません。
その雑誌社が、
「大地震に耐える新基準はこれだ! 
 (最新)耐震対策セミナー」
を開催するというので、行ってきました。
熊本地震についての報告もあるというので、
受けたかったのです。
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内容をお見せできないくらいに、
充実していた内容でした。
話をしてくださったのは
 京都大学 五十田先生
 国交省   中川 主任検査官
 エコワークス社長 小山さん
 エバーフィールド社長 久原さん
の4人です。
エコワークスさんと、エバーフィールドは
熊本の住宅メーカーの方で、
わざわざきてくださったのですね。
特に興味を引いたのが、
コンピューターを使った、シミュレーション。
私も行った「益城町」にで倒壊してしまったお家が、
どのように揺れて倒壊して行ったのかを
見せてくれました。
実際にその場所に行ってそのお家を見ているので、
シミュレーションとはいえ、現実味もあり、
とても参考になりました。
熊本地震のような地震に、
何が何でも耐えるようなお家を作ると、
今の壁量を3倍ぐらいにしないといけないとも言っていました。
これは現実的ではありませんね。
制震装置についても話してくれました。
何棟か調べたようですが、
制震装置がついているお家は、
もともと構造的にかなり強いお家が多く、
制震装置の効果があるのかどうかは
確認できていないそうです。
お家の技術的なことだけではなく、
実際に災害にあった時に住宅メーカーとしてどのような
対応を取るべきなのかを教えてくれました。
震災時で対応が取れなかった住宅会社が、
口コミサイトで酷く書かれたらしく、
同情されていました。
冷静な対応が必要ですね。
■ では、どうすれば強い家になる?
お家を強くする方法は、様々です。
その中で、私が注目したポイントを3つお伝えします。
1つ目:壁の量を多くする
 やはり耐力壁が無くてはどうしようもありません。
 効果的な壁を作りましょう。
2つめ:接合部を強くする
 シミュレーションを見ていくと、接合部が外れてしまいます。
 外れないように、間違いのない施工をすることも大切です。
3つめ:過信はしない
 どんな地震にも耐えられるお家はありません。
 間取りから、よく考えてつくりましょう。
■ それでは、実際にはどのようにお家はつくられているのか?
これら「3つのポイント」を知るには、
実際のお家を見るのが最適です。
本日はそのためのイベントを開催しています。
建築途中のお家を見ていただくのです。
構造耐力壁や、接合部の金物を
しっかりとあなたの目で確認してください。
詳しくは、下のHPアドレスをクリックしてください!
http://www.shome.co.jp/News/event.html

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