先日、夕方に突然お客様から電話が有りました。
これから、夜の7時頃に事務所にきたいとの事。
ちょっと、ナーバスな感じ。
担当とも、「どうしたんだろう?」と話していました。
待っている間って、お客様に何かが有ったのではないかと私どもも不安になるのです。
お客様が来社されてお話を聞くと、申し訳なそうに話し始めました。
「実は、以前先約がいてダメだった土地がキャンセルになりそうなんです。
 そこで、とりあえず買い付け(予約)を出して来ました。」
と言うのです。
このかたもなかなか土地が無い地域に家づくりを考えていて、土地探しに苦労していたのです。
もしかすると買えるかもしれない、そのような思いで会社に来てくれたのです。
その後は、土地について確認し、資金計画のやり直しと、間取りの作り直しと夜10時以降まで打合せは続きました。
さて、このような方をあなたはどう思いますか?
この方は、本当に申し訳無さそうに私どもに話しをしてくれました。
しかし、私がこのお客様に言った言葉は、
「あなたは正しい事をしているので、何も心配する事は無いんですよ!
 少しぐらい図々しくしないと、良い土地は手に入りません!」
でした。
土地はとても特殊な性質を持っています。
それは、一品物で製造できないと言う事。
どうしても「欲しい!」と思ったら積極的に動かなくてはいけません。
遠慮していてはいけないのです。
ですから、この方が土地を見つけて夜にでも事務所へ来てくれた事はとても正しい事なのです。
ところで、ここで質問です。
私が不動産屋さんと飲みに行って、あなたにとってとても良い土地の情報を得る事が出来ました。
でも、夜の1時です。
明日には、その情報は広まってしまいます。
良い土地の情報が、すぐに予約が入ってしまうのはいつもの事です。
今、私があなたに電話をすれば予約を出来るのです。
さて、あなたは私からの電話を欲しいですか

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