昨日お伝えした宇都宮市篠井にある「林業センター」。
今回は、実験棟を紹介します。
ここ、最高です!
いや〜、面白い。
建物の外観がこれです。
手前の平屋のような部分、ここは供試体を加工したりするために工場。
通常ならなかなか使えない、材木の乾燥機まで有ります。
奥の高い建物が実験棟です。
これらの建物は、集成材が使われています。
と言っても、通常の住宅などとは構造が違い、大断面と呼ばれている材料です。
簡単に言うと「でかい集成材」です。
鉄骨などと比べて、安いというわけでも無いのですが、
さすが材木の専門施設ですから、使われていますね。
ここでは、材木の強度を計ることができる機械があります。
圧縮したり、曲げてみたり、するのがこの機械。
隣には、引っ張り強度を測定する機械もあります。
私が通っていた大学では、鉄系の測定実験はしていたのですが、
材木の測定はありませんでしたから、私にとっては珍しいのです。
もう一つ、雑誌などで良く見る測定器が有りました。
それがこれ!
これは「耐力壁」の強度(筋交いが入っていたりする、家の強度を確保するための壁)を
測定するための機械。
この機械を置いているところはそんなにありません。
私も初めて見ました。
最近は、色々な耐力壁を考えて、強度を競い合う大会が有る程です。
ここでも色々な形の耐力壁の実験をしているのですね。
次回は、測定風景をお伝えします。
良いですね〜、実験!