東日本大震災で避難している方は、今でも全体で30万人を越えると言われています。
福島だけでも15万人。
この人数、想像出来ますか?
栃木市の人口が15万人くらい、
小山市の人口が16万人くらいです。
この2つの街の人がごっそり避難している、
そんな状況が2年を過ぎた今でも続いています。
生活もままならない、と言う方も多いでしょう。
そんな方達のために、少しでもお役に立てればと思い、
お預かりしている支援物資を届けてきました。
今回の支援物資は「水」です。
暑い夏を乗り越えてもらうために、届けたかったのです。
本数は、450本。
重さにして、約700kg。
いつも運んでいる私の乗用車では運べないので、
今回は会社のバンを使いました。

バンに積むだけでも大変です。
また、車の中に積んでおいて水を悪くさせるわけにもいかない。
と言うわけで、早朝から会社のメンバーに手伝ってもらって、車に積み込みをしました。
手塚君、荒川君、伊藤君、日向さん、和気さん、ありがとう。
これらの水はお預かりしている物です。
万が一にも悪くなっているといけないので、念のため水質調査をしてもらいました。
下が、その検査表です。
腐敗は、全く出ませんでした。
これで安心してお届け出来ます。
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ちょうど、バンに一列で積む事が出来ました。
キレイに並んでいますね。
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南相馬まで、片道約4時間。
さすがに車は重かったです。
曲がらないし、止まりにくい。
そんな車で高速を走り、峠を越えていきました。
南相馬では、キレイに一列に並べられました。
無事、届けられた事にホッとした一瞬です。
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ここから、南相馬出身で、支援活動の中心人物である玉川さんが
各被災者に届けられます。
一緒に茨城から来た岡崎さん。
食糧等は、管理上の問題も有りすぐに配られます。
DSC_4658.jpg
(青いシャツが玉川さん、白いシャツが岡崎さん、女性は岡崎さんの奥様です。)
写真は、安全上場所が分からないようにボカしています。
岡崎さんの所には、全国から支援物資や支援金が届きます。
とても気持ちが重く、
少しでも無駄の無いようにさせて頂く事に気をつかっているそうです。
私がお預かりしたお菓子や洗剤も、玉川さんにお渡ししました。
ありがとうございました。
次回は、玉川さんに同行させていただいた、原発周辺の現状をお知らせします。

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