先日、村上隆さんについて書きました。
というか、「サマーウォーズ」と細田守についてと言ったほうがいいかな。
ちなみに、あなたは村上隆の作品は好きですか？
私は、微妙です。
というか、昔は嫌いでした。
好きなのも有りますが、理解出来ないものもとても多かったからです。
でも、「村上隆のFM芸術道場」を聞くようになって、少しずつ考えが変わってきました。
それは、芸術作品にしっかりと商業を載せて考えていると言うことです。
芸術は、理解されなくてもいいんだ！
という、独りよがりな事ではなく、しっかりと世界を見て作品を造っていく。
作品を売っていく。
その考えを明確にしています。
この事は、とても大切な事だと思います。
芸大の学生にも厳しいことを言います。
批評家にも、同じです。
何よりも、この人は行動して結果を出している。
私が聞いているのは、それに対する言葉なのです。
だから、この人の周りにはすごい人が集まってくるのでしょう。
「村上隆のFM芸術道場」は、ポッドキャストで聞いています。
面白く、感心させられる所も有りますが、聞くに耐えないひどいところも有ります。
興味がある人は、心して聞いてください。
まあ、芸術家と呼ばれる人はどこか変わっている人ですから。
学生の頃、日芸の後輩がいましたが、
皆んなでどれだけ自分は変わっているか競い合っているような印象を受けていたことを思い出しました。