明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
さて、年の初めから少し難しい内容です。
でも、とても重要な内容です。
ぜひ、最後まで読んでみてください。
「家づくりって、何だろう」と思う事が有ります。
あなたにとって、「家」とは何ですか?
(ここで言う家とは、アパート等ではなくて自分で所有する住まいの事です。)
家って、ナゼ必要か?明確に答えられますか?
実はこの質問、とても難しいんです。
絶対に、家でなくてはいけ無い理由は、なかなか出て来ません。
良く、色々なセミナーに行くと、「あなたにとって家とは何ですか?」という質問が有ります。
皆さん、上手な答えが返って来ます。
 ・子育てのため
 ・老後のため
 ・家族のため
色々有りますね。
しかし、私はなんとなく自分の気持ちで答えられていませんでした。
どこかで当てつけに考えたような答えになっているような気がしていたのです。
しかし、一昨年、昨年の経験を通して「家とは、どういう存在なのか?」を私なりに理解したような気がしたのです。
支援活動を通じて、色々な方に出会いました。
今でも、津波の被害を受けた多くの方は、帰る家が無く親類の家等に身を寄せています。
今でも、放射能の影響を受けた福島では、自分の家が有りながら、自分の家に帰れない人がたくさんいます。
今のような、平和な生活をしていると見失いがちな本質を、実はこの方々から感じたように思うのです。
その、本質とは、
「家とは、安心して帰る事が出来る場所。
 家とは、安心して帰る人を迎える事が出来る場所」
と、言う事です。
まだ、この考えはまとまっていないので上手に表現する事は出来ませんが、この事に気が付いた事で今以上に家づくりに真摯に向き合う事が出来るのではないか、と思っています。
もちろん、快適性や子育てのしやすい家等も大切ですし、その事も今まで通り力を入れてすすめて行きます。
しかし、命をかけた究極の状態を経験した方程、私の意味を理解していただけると思います。
今年は、もう一度、家づくりの本質を見つめ直して、家づくりをすすめて行きます。

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